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恐ろしい位…



私は20歳の頃

バイト先で一緒だった男性と付き合っていた。

彼は1つ年下で、私がバイトを始めた時

付き合ってる彼女がいて…。

その彼女も同じ所でバイトしてた。

彼女とも気があって、仲良くしてて

よく2人のノロケ話を聞かされたりして。



バイトを始めて何ヶ月か経った頃

彼女は専門学校を卒業して就職。バイトもやめた。

彼の方はまだ学生だったので、バイトを続けていた。

彼女が就職してから、生活が変わって

だんだんと2人の間にすれ違いが出来てきたらしい。

そんな事を、その彼から相談(?)というか

話を聞く役(?)をしてるうちに

親しくなって付き合うようになった。



彼は、彼女と別れて…

でも、私は彼女を知ってるだけに

なんとなく、申し訳ない気持ちと

うしろめたさのようなものが、ずっとついてまわって…

あとは、以前の2人の付き合いを知っていたから

どうしても何をするにも彼女の影がついてまわってしまう。

猜疑心も一杯で口には出せないけど、心の中では

『本当に別れたんだろうか?』

なんて事まで思っていた。



彼は別れたと言っていて、本当に別れてはいたみたいだったけど

彼女には未練があったのか『やり直したい』って

電話がくるとか…色々聞いていた。

バイト先に彼女から電話がきて、彼を呼び出したり…。

ある日、彼が


『納得してもらうように、直接会って話してくる。』


と言う。

すごく…嫌だった…。

ちゃんと話をする為でも、彼女と会ってほしくなくて。

でも、そんな事言えなくて。

笑いながら『うん、ちゃんと話してきてね』なんて言うんだけど

たぶん、私の表情で嫌がってるのがわかったんだろうな…。

彼は何度も『ほんとに会ってきていいの?』って聞く。

何度も聞かれるうちに、涙が出てきた。

それでも『いいよ。』って言う私。

最後まで、嫌だとは言えなかった。

泣きながら『いいよ。』と繰り返す私に彼は


『泣く位、嫌だと思ってるなら

 " 会ってほしくない " って言えよ。

 一言、そう言ってくれれば行かないのに。可愛くない。』



ぐさぁ…。( ̄ー ̄;

確かに、そうだよね…。

口でいいよって言いながら、泣いてるなんて

すっごく鬱陶しかったんだろうな…と

呆れる位、可愛げない女だったんだろうなと(笑)



もう、10年以上も昔の話だけど

あの頃、そんな事があって学習したはずなのに

今の私も、あの頃とちっとも変わってないな。

恐ろしい位、変わってないや…。(凹)



こんな話を思い出したのは

昨日、圭と話していて言われた事が原因。





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ぐさぁ…x10 って感じ〜〜〜。

当たってるかもしれないけど… (_ _。)しゅん…

そんな圭と今日は焼き鳥…。



2004年07月14日(水)

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