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ゾクッ



11時に待ち合わせ。

途中で『10分位、遅くなるかも。』とメールが入った。

待ち合わせの駅について待っていると

修輔は、時間より5分程遅れてやってきた。


『やっぱりこっちの方が暑いな。(笑)』


『そりゃ北海道に比べたら暑いよねぇ。(笑)』


『うん、気温はそんなに変わらないかもしれないけどね。

 感じる温度が違う。』




早めのランチを食べてから、ラブホテル。

このホテルに来るのは何回目だろ?

修輔と来るまで、利用した事もない駅だったけど

ちょっと見慣れた風景になってしまった。

…ラブホテルと駅周辺だけ。( ̄ー ̄;



部屋に入ってソファーに腰掛けると


『はい、お土産。』


渡されたのは、六花亭の『マルセイバターサンド』

どう見ても、10個以上入ってそうな箱…。


『あ〜、ありがと〜。美味しいんだよね、これ。

 んでも、ここじゃ食べきれないね…。』



『友達と会うって言ってきてるんだろ?

 定番のおみやだし、その友達が北海道行ってたって

 言えば大丈夫じゃない? 開けない方がいいな。(笑)』



『そうだね。(笑) ありがと。』


話しながら修輔は、キャミソールの下から手を入れてブラを外した。

背中の方だけ、中途半端にまくり上げられて

修輔は背中から胸にかけて手を滑らせる。

そのまま抱きしめられて、長〜いキス。

あ〜、やっぱり本物がいいと思う…。(笑)

唇を離すと、修輔は立ち上がって私の手を引いて

ベッドに行こうとする。


『汗かいてるし、先にシャワー…。( ̄ー ̄; 』


『ちょっとだけ。(笑)』


『ちょっとじゃ済まないじゃん…。』


ベッドで横になって、きつく抱き合って、たくさんキスをする。





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修輔の洩らす息が耳にかかってゾクッとした…。



2004年08月06日(金)

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