私という人間
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2001年08月23日(木) なきごえ

なぜだか 涙が溢れてきました
すごく悲しくて そして優しい涙でした

ここに居る意味を探してもがいてた私
君が居てくれるからって笑ってたあなた

泣きながら叫んでた過去の記憶
消える事無い過去達が今笑顔で見つめてる

好きだって言葉さえ忘れてた子供の気持ち
寂しさを埋めるためだけ体の繋がり
そこから私を救い出してくれた誰か

悲しい時の胸の暗さ
私の後ろでいつも見守ってくれた彼女

好きでしょうが無かった心
それさえも受け入れる事できなかった頭

少し進むと 壁があって
そんな事の繰り返しで 苦しかった
壁を避けながら歩いてたら
いつの間にか 小さな空間に押し込められてた
ゲージの中の廻し車で必死に走ってた私

すごく不安だったんだ
すごく孤独で いつも震えてたんだ
人の息や鼓動でさえも恐いと感じてた
私を見つめる目が私をいつ落とし入れようと
探ってるかの様に感じて あそこから逃げ出した
逃げてるつもりなのに また同じ場所に戻ってしまう
同じ事何度も繰り返して 成長できてなかった
成長なんてしたくなかった 
大人になんてなりたくなかったんだ

かまって欲しくて今にも泣き出しそうな声だしてみた
そんな事気付かずに 笑ってたあなた
泣き声の私にも 気付かなくなってた

私の周りにあるモノ全てが大切です
いま私の心にある気持ち全てを抱きしめたい

涙は 心地良くて けど悲しくて けど優しくて

ママに頭をなでてもらった子供の記憶
ママの手が離れるの嫌でワガママばかりだった
ずっと私の頭の上に手を乗せてて欲しくて・・・

いつも隣で笑って居たはずの人が
いつの日からか居なくなってた
おかえりって笑ってたあの顔はもう動かない

我慢しなさい 人を許して自分を叱りなさい
そう言い続けた大きな背中は
いつも 泣き出しそうに震えてた我慢してた

ヒトリジメしたかった 全てのモノ
私だけのモノにならないモノは削除したかった

お気に入りのシールが剥がれかけて必死に押さえてた
大好きな彼に会えなくて我慢してた
会いたい時に彼女は居なくてずっと探してた

優しい涙は 私の心を包んでくれた
悲しい涙は 弱い心を叱ってくれた



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