私という人間
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あなたがいつか言いました これ以上僕を傷つけると 僕は君の目の前から消えてしまう
私はいつか言いました あなただけを愛し あなただけの世界で生きると
それは2人の世界への扉 それは優しい崩壊への扉
あなたの言葉は綺麗でした 純粋な目を真っ直ぐとこちらへ向けていました 私の言葉も純粋でした あなたを愛する事への勇気を手に入れました
そして2人の世界は崩れ果てました
それはあなたが起こした過ちを許せない 私の心の悪魔でした
そして2人の世界は優しく開きました
それはあなたが私の全てを包み込み 優しい くちづけでした
私は崩壊の世界が恐く果てない事を この目で胸でしっかりと覚えています
あなたは何も無かったかのように私の頭を撫でる それは悲しくて哀しくて私が見えなくなる事への 始りでした
あなたの鼓動は今日も この耳に聞こえてきます あなたの愛は今日も この胸に届いています
それは悲しい結末への第一歩 それは私を狂わせる 一番の媚薬
私の世界には あなたしか居なくなっていた 私の世界は あなたの笑顔で満たされている はずだったのに
私は優しい崩壊へと また一歩づつ近づく それは私が幸せになる資格が無い様に
誰かの声が囁いています 誰かがおまえを滅ぼそうとする それはおまえが過ごした記憶の様にと・・・ 私の過ちと悔い涙した過去の声
私の中で大きくなる 崩壊への希望 私の中で小さくなる 人を信じる力 それは 小さな子供の様に ただ 恐れ待ち続ける記憶
誰も居ない部屋の中で怯えていた 誰も居ない事への恐怖
愛すべき人が消え去った悲しい記憶 失う事への恐怖
信じて待ち続けた悲しい記憶 信頼する事への恐怖
誰かが必要だと嘘を着き通した 笑顔への不信感
私を愛してくれる人なんて居ないという 悪魔の囁き おまえを必要とするのは肉欲つきない 彼らだけだったという現実
私を真っ直ぐに見つめる その瞳に 純粋な心で 受け答えできない私の邪悪
私
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