アメリカンゲイ。 - 2002年07月01日(月) 21:29。 一言だけ叫んでも良いですか? 五十年前・・・ 人間の女なんぞに心を奪われて封印され、 仲良く闘ってくれなかった犬夜叉に対し、 拗ねている兄上に乾杯。 ↓以下本日昼間の日記↓ --------------------------------------------------------------------- 14:05。 こんにちは。 週初めはやっぱりちょっと嫌気が差すけど、 今日は犬アニメもあるし。 オリジだし、殺生丸様出るし、兄弟プレイだし(違う?)。 仕事は滅茶苦茶滞ってますが少しはやる気の漲る月曜日です(仕事以外の方角に・笑)。 アニメのオリジ話に関しては賛否両論のようですが、 私は単純に「新しい話が楽しめる」ので嬉しく思います。 数日前に触れた『潮騒の少年』。 読み終わりましたけどね、すごく良かったです。 何度も読みたい小説です。 主人公ビリーが自分の倒錯した愛に目覚めて初恋をし、 その気持ちが失われるまでが描かれているのですが、 何が良いかって・・ビリーとその恋人アルの恋愛過程ですかね。 以下遊丸の自分勝手な読書メモです。興味のある人はどうぞ。 ビリーは高校生。精神的に成長過程の少年です。セクシーでカッコ良い年上のアルに惚れ込んでしまいます。アルもアルで眩しいほど純粋で決して気取ってはいないけど気高いビリー(小説はビリーの一人称「ぼく」で語られるのでそういう表現は無いですが私の感想として)に首ったけ状態。メロメロに恋して、最初にキスをしてしまった後は二人とも我慢し切れないってくらいに激しく抱き合ったりなんぞイロイロしてしまうのですが・・実際は些細なことで喧嘩ばかりなんです。繊細なビリーは傷ついて、嫌になって・・それでもまだ相手を好きだと思ってしまう。切ないやら遣る瀬無いやら。でも乙女向けのエンターテイメント(それはそれでまた良いんですが)と違うのは、のろけのおめでたい話じゃないってことです(もちろんのろけのおめでたい話でなければ即ち優れているという訳ではありませんし、その逆もまた然りですが)。二人はもともと性質(外的要因によってではなく、本人たちの相性という意味)が合わなかったんだと私は思います。絶対ずっと一緒にはいられないはずの恋人です。作品中、アルは結構情けない男です。私も読んでて嫌気が差すくらい(笑)。だけど、好きになってしまった。嫌いなんだけど好き、好きなんだけど嫌い。その辺の切なさと思春期特有の不安定さとが相まって、一人の少年の気持ちを深く表現しています。すごく感情が伝わってくる小説でした。特に、喧嘩してアルが部屋を出て行ってしまった後、ビリーがその辺に投げ捨てられていたアルのブリーフを拾い上げてそれで顔を覆って深々と息を吸い込む所とかね(笑)。 ●毛なら良かったのに(良いのか?笑)。 ...
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