真っ青な空に、分厚い雲が千切れながら飛んでいく。こんな日は風に晒されながら林の風景に見とれてしまう。色づき始めた遠くの山のライティングが次々と切り替わる。巨大なミラーボールからこぼれる光が秋を演出する。目の前の一本の樹木にも、強いライトが当たったと思えばいきなり暗転。葉っぱ一枚一枚を浮き立たせる演出が何時までも何時までも続く。心の底に少しだけ明かりが灯る。モズが鳴く。強い口調でモズが鳴いた。