6/25にツバメのヒナ(多分生後6日)を保護しました。 「ヂュイヂュイ」と鳴いていたので命名「ぢゅん」 尾が短いので多分女の子。 (※自治体に放鳥までの保護飼育の許可をいただいています)
6/25

毎日毎日ものすごい速度で成長していきます。


7/16 日に日にできることが増えていって人間はただ驚くばかり。 親鳥がいなくても水遊びの仕方や飛び方をマスターしていく。 もうよく飛ぶし、ご飯も一人でついばんで食べることも出来る。 ご飯喉に詰まらせて2回死に掛けたけど。
唯一の心配事は飛びながら餌を取ることがまだできないこと。 天気もよく、家から5分の土手にツバメの小集団がいるらしく、夕方のねぐら入りに合わせて放鳥しよう、と決心。

最後の写真 よく育ってくれました。
おなかいっぱいにさせてからツバメ集団のいるそばまで行って籠をあけると 「チュイチュイ!」といって元気よくはばたいて飛んで行った。 広い空が嬉しくてたまらない!といった感じで大きく旋回してやがて見えなくなっていきました。

ツバメ小集団も電信柱にとまって我がツバメを追いかけるわけでもなく見てるだけ… あれ、大丈夫?仲間に入れてもらえるのかなあ…。ちょっと心配。 てっきり家族の方にとまって名残惜しみながら別れるのかと思いきや、清々しいほどのアッサリとした別れでそれはそれで寂しい。 頑張って南目指しつつもカラスやトンビに捕まらないように気をつけて生きて欲しい。
帰宅してぢゅんの鳴き声がしない家がこんなに静かだったんだと思いつつも寂しくなった。 ツバメ専用にしていた部屋を軽く片付け、1時間後にもう一度小集団のいる所へ行ってみた。 6時前でまだ明るいけれどもうねぐら入りしたらしく1匹もいない。 家の前で3羽のツバメが飛んでいるのを目撃し、あの子仲間に入れてもらえたのかなと考えながら部屋へ戻ろうとしたその時、 「チュイ」 と声が近くで聴こえました。 いやいや、これ幻聴だよと思いつつも家の前の道路へ出てみるとぢゅんがいた。
「ぢゅん!」
と近づくとちょこちょこ旋回しながら手に着陸…

…えっと、放鳥失敗だったようです。 家の外観なんて知らないはずなのになあ(以前、庭で遊んだことはある) 奴的には1時間半の大冒険だったようで、肩にとまってチュイチュイ餌くれコール。
明日天気がよければ飛ぶトレーニングとして家の周りに放してみようと思います。餌取りの訓練もかねて。 何度も別れを決心して放すのは私が苦しいので。 トレーニング中に帰ってこなくなったら仲間に入れてもらえたと気楽に考えよう。 個人的にはずっと一緒に居たいけど。
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