若狭 和泉の日記

2001年09月10日(月) 泣くなよ 泣いたら  嫌いになるぞ


この題名で何の作品かわかる人居るかな??
「ああ〜あれだ!」と思った方、ほぼ正解です。
これは、新書館から発売中の、LILING〜POと言う作品の文中の一部です。
私が、この作品を知ったのは、中学校2年の時でした。
友達に貸してもらって、ものすごい好きになりました。私の周りの人々、ほとんど好きです。
この作品は、祐天慈あこ先生が描かれています。ただいま、5巻まで発売中。

なんでこの作品のことを言っているかというと、今読んでいるからです。
「友達が新居に本を取りに行くから、取ってきて欲しい本ある?」
と聞かれたので、真っ先にこの本を頼みました。
私は、この本には思い入れがあるのです。
この本は、唯一なんど見ても飽きない本。そして、何度見ても、必ず泣く本です。
今まで読んだ本の中で、泣いた本はいくつもあります。
例えば、ごとうしのぶ先生のタクミ君シリーズ。
その中の、June Pride〜6月の自尊心〜も泣いた本の一つです。

でもこの作品は別物です。ほかの作品とは比べ物になりません。

そのすべてを手にした者は、あらゆる望みがかなうという伝説を持つ"八つの宝"が
宮廷から盗み出された。
大陸全土を騒がせ、捕縛された大盗賊・李林甫(リリンポ)は、
宝を取り返すことを条件に釈放され、監視役の武徴、明徳と共に旅立つ――!!
豪華絢爛、トレジャーハンターストーリー。
(LILING〜PO、第1巻の説明文より一部抜粋)


と言う内容になっております。
そして、感動というか、あるシーンで泣いて欲しいです。
あるシーンで私はいつも泣いてます。泣かないようにしても、絶対泣いてしまいます。
たいてい、1度泣いた本でも、2度目は中々涙は出ないものです。
けれど、この話しは、何度読んでも、繰り返し読んでも泣いてしまいます。
そんな本です。
最初からお薦めなのですが、私は2巻〜4巻をお薦めします。
一番、悲しくもあり、今の李林甫を作るために通れない道です。
これからも、この人達は絡んでくるでしょう。絶対に。
私は、この人達が大好きだから、そう望んでしまいます。
けれど、お世辞無しでこの作品はとても良いです。

買って読んでくれると一番嬉しいのですが、古本屋等で立ち読みでもかまいません。
ぜひ、読んでくれたら、私自身がとても嬉しいです。そして、この作品にはまってください。

私が泣くシーンは、いくつもあります。
私が泣くシーンを見つけ出し、同じ思いを共感してくれるだけで嬉しいです。


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若狭 和泉