東行庵の軒下で

2002年03月04日(月) 麗しの・・・

バンド解散前のビデオ、買いあさってます。
しびれっちまうぜ!
糸のついていない針で縫い進めても、しばらく気付かないくらい。
画面のまえで「達磨さんが転んだ現象」を起こしています。



♪何度も見たビデオが 色あせてくように〜
そんなことは いっさいござ〜ません。

地上のどんな宝玉も、あなたの美しさには かないません。
その長い黒髪や、白く細い指、笑顔すべて。
あなたの美しさは、未来永劫 褪せることは無いでしょう。

世をしのぶ仮の姿でも、活動を続けている限り、あなたの時は止まったりしない。過去というものに封印されたりしません。

いつまでも麗しいままです。
貴方に魂を渡したあの時から、少しも変わらずに・・
(ワタクシの饒舌ぶりはいかがでしょうか?甘美なコトバでそそのかす、アクマっぷりは少しは板についてますか?)



バンド解散後、しばらく経ってから、貴方が問いかけた
「僕のR&Rは まだ生きています。君のR&Rは どうですか?」



ブルースに近い位置に居るアーティストを好きになって、ブルースを聴いてみたけど。自分でも弾いてみたりしたけど。心に溶け込んで行かない感覚に、焦りを感じていました。

自分にはブルースがわからない。
ロックで跳ねてる子供から、成長してないんだ、って。

そもそも、理解しようと「する」こと自体に無理があるんですよね。

ブルースは ある日、突然、空からフワリと降ってくるものらしいから。



「君のR&Rは 生きてますか?」
貴方の言葉に触れて、まだR&Rを持ち続けていても いいの?って、思ったら、何だか涙が出てしまいました。嬉しくて。



「大人だけ」の音楽はなく、「子供だけ」の音楽もない。なのに、
自分で勝手に作った枠の中で、もがいてた。勝手に苦しんでいた。



そんな時に、スッと手を差し伸べてくれたのは。
世界で最も美しいと讃えられた



悪魔。




ためらいもなく、その手にしがみつきました。



もう離すつもりは、金・輪・際(かなわさい、と読まないように!)ございませんから^^。


・・・・・ところで。あなたのR&Rは どうですか?


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