東行庵の軒下で

2002年04月14日(日) 狩猟生活のころを思った

「はっはっは!今日は坊主やった。すまん。本日の釣果ベラが・・4匹。以上」

6人も行っちょって、こんなに釣れない日もあるのね・・・と、驚いている場合ではない。

「母ー!!今日、魚日程は限りなく坊主。どうしよう〜〜夕飯」と報告すると、母もビックリしていた。

いつもいつも釣れていたから、今回もたかをくくっていたのだ。

「ありゃ〜〜〜。ま、でも、今までがラッキーだったんだよね」

狩猟生活の頃は、きっとこんな日が続くこともあったんだろう。飢えの「恐怖」から逃れるため、きっとさまざまな知恵が出てきたに違いない。一度で仕留められる武器、狩の方法、人数配分・・・・

我が家の知恵といえば。

「しょうがない!!スーパー行ってなんか買ってくる!!!」母は、車をぶっ飛ばしてスーパーの惣菜売り場へと向かっていった。

・・・知恵じゃないじゃん。


と、人のことをいいながらも、釣れると思って包丁砥いで待ってただけの私である。


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