東行庵の軒下で

2002年04月28日(日) 題名だけで決め付けられてる

私「てっちゃ〜ん、聞いてよぉ!これで何がわかるんですか?って、受診者 にいきなり聴かれて、ちょっと焦ったっちゃ〜さっき」

心電図車での、技師さんとの会話。

技師「ん?・・そうよのぉ。心臓の事が分かります・・じゃ漠然としてるしなぁ」

私「そんな時ってムショウに、言ってはいけないことを言いたくなる」

技師「なんて言うんか?」

私「心臓が動いてるかどうか分かります、って。レントゲンで何がわかります かって聞かれたら、肺があるかどうか分かりますって」

この時点で、技師さんはもだえ苦しみながら笑っていた。

いいかげんなことを!とおっしゃるかもしれないが、とある医学書にはこんな風に説明されていたんだよぉ。

本の題名は

「悪魔の辞典ー医学偏」

「悪魔の辞典」というのが先に出版されて、こちらのほうは世間一般のことを扱っている。
たとえば「鬼」=その残酷な行為を新聞に載せられている人物
とか、とてもユーモアに満ちた説明をしてくれている。

こういう本、大好き!

しかし、この本、題名だけ読んだ店員が、勝手に内容を想像してか「オカルト」のジャンルに並べられていることが多いのだ。

おどろおどろしい「オカルト」コーナーで、黒魔術の本を漁っていて、偶然見つけた・・・訳ではなくて、医学書のコーナーで「悪魔の辞典ー医学偏」を見つけたのが最初です。ん〜残念。(←何がだ?)


題名だけで決め付けられている、その弐

「心電図」検査
電気が流れるんですか!!??!!と、必ず聞かれるの。
「心臓の出す電気で、線を引こうよどこまでも」検査、にしようよぉ・・・


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