お気楽日記



新選組!第33話 友の死 +拍手レス

2004年08月23日(月)

 関東…急に涼しくなったというか、寒くなりましたね。身体がついていけなかったのか、何か悪い物でも食べたのか、日曜から頭痛と下痢。調子悪くて横になりながら大河を見てました。よくないテレビの見方ですが…。会社休む訳にはいかないと早めに寝て、今日出社してみたら、そんな時に限って朝から仕事がなくて!…レビューやメールを打ってます…。

 総司を追っ手として出したのは山南さんを連れ戻す為じゃなくて、逃がす為だったのですね。他の隊士じゃそこまで近藤さんの考えを察する事ができなかったかもしれないですし。あの茶屋で総司の方が先に山南さんに気付いたとしても、多分見て見ぬふりをして素通りしたかもしれないなあ…と思いました。でも山南さんの方から声を掛けて出会ってしまった…。
 屯所に戻ってきた時点で立場上、山南さんをもう逃がす事ができなくなった近藤さんや土方さん。永倉さんや佐之にはそういう手助けが直接できても、近藤さんや土方さんはする訳にはいかない。土方さんの苦悩や優しさがここでようやく出てたような。自分には立場上どうする事もできなくて、口にも出す訳にもいかず、周りからは酷い人間だと思われて…でも総司や斉藤さん(何故)は判ってる感じだったのが救い。土方さんもいい人間だと思われるのがもともと苦手な性分みたいだし、自ら憎まれ役を今まで進んでしてきているので、ああいう…下手な理由で島田さんを引き止める事くらいしかできなかったんだと思うのです。島田さんも気付いてほしかったが…。「あなたは正しかった」と山南さんに言われた時はどんな気持ちだったのか…。その時も本当の気持ちを言えないところが土方さんらしいんですが。
 山南さんと明里さんのやりとりは、あの明里さんの明るさが一層悲しく思えるといいますか。しかして身請けまでしてたとは、さすが山南さんでしたね。ぬかりなし。2人で京を出た時に、店はいいのかと思ってましたがそういう事だったのか…。山南さんの死に装束見て、こりゃどう見ても判るだろう…と思ったらやっぱり判ってしまいましたね。最後まで明里さんの明るさが山南さんにとって救いになっていたと信じたいところ。
 切腹のシーンは見ていて痛かった…。作法も大変ですし。刺しただけじゃ駄目で、確か横に引いて、そのあと縦に切り上げ(下げ?)るんでしたっけ。それを自分の力でやるんだから、かなりの精神力を必要とします。駄目な人はすぐ介錯が入るんだろうけど…山南さんは最後までやり遂げたようで。見届けた人達、みんな一生懸命涙をこらえていたようでしたが、中でもなんでそんな辛そうな顔してるの伊東さん…気になりました。
 事が終って、力が抜けたようになってる2人。先に土方さんの方があんな号泣するとは思ってなかったので驚きましたが。あんな土方さんの姿、見たくなかったような、見たかったような…複雑。

 この前書いた「新選組の哲学」、本棚の奥に眠っていたのを見つけてきました。中公文庫でした。全体的には妙に斉藤さんがいい味だしてる本なんですよ…。屯所内に殺された隊士の幽霊が出る、とかいう話の中で総司が「私は幽霊なんかより土方さんの方がよっぽど怖い」って言うんですが、斉藤さんが「我々は新選組の隊士なんだから、幽霊より土方さんの方が怖いのは当たり前だろう」とかさらっと言うところが…(笑)。
 「新選組の哲学」、今は絶版なのが惜しいです。

●拍手レス
 Y様 幻水4ちょこっとプレイしたんですが、激しく3D酔いして1時間でダウンしました。3の時はそんなでもなかったのに、4の視点は…酔いやすい体質の私にはちょっと辛いです〜

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沖田なおひろ [HOMEPAGE]

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