こ こ ろ も ち 。

2003年06月29日(日) 自分の・・葬式への希望

昨日、ふと 思った。
亡くなった方に対する、残された人の言葉で「本望だったろう」「本望だったでしょう」という言葉があると。
亡くなったことは深い悲しみだけれど、その悲しみを少しでも
和らげる 数すくない言葉だと思う。
釣りキチ三平くんのおじいちゃんのように、大好きな釣りを
しながら 天に召されるような状況を言うのでしょうね。

そしてこうも思った、
私も この世とのお別れはこういう形で出来たらなぁと。
好きな事をしつつ逝ったのなら、残ったほうも納得ゆくんじゃないかしら。

私は多分、人生の半分くらい過ぎている。
それは4〜5年前から、思っている事。
この10年入退院をくり返しているせいかな。
(まぁ こんな奴に限って延命してくれだとかごちゃごちゃ言うんだろー、はは)
でも理想は、できたら周りの人の手を煩わせる時間は
短い方がいいなぁと思ってる。
死ぬまで、生きる予定だし(笑)


で、自分の葬式の理想が 頭をもたげる事もある。
お棺の中には ゼッタイ、お針道具を入れてほしい。
ハサミもピンクッションも、予備の針も一式。
できれば 端切れもいっぱい入れてもらえたら嬉しい。
体のまわりに色とりどりの端切れ。いいなぁ。
もし お墓ができたなら、時々布を供えてもらえたら尚、嬉しい。

そしたら、あの世でも縫い物ができる。
一日中、縫い物をして暮らすんだー。

ほんとはミシンもお棺にいれてほしいけど、
あの世には電気がないだろうから諦めるわ。


(6/28)


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なす子

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