こ こ ろ も ち 。

2003年07月22日(火) 冷たくて熱い、恐ろしいものへの反抗

私にできるのは やはりテディベアを縫い作る事だったんです。
甘いか。と、自問自答もしました。
その費用を、たとえ500円でも各機関などに送るのも
ひとつの方法なのかも知れません。

でも、伝えたかった。
私には幸い、私にできるやり方がある。

伝えたい、その一心で詩を書きました。
英語圏の方にも 少しでも伝わりますようにと、
詩を英訳しました。
以前、ベア製作の為に交流させて頂いた方のお母さまが
英語の先生をしておられ、幸運にも添削までして頂きました。

どんどん勢いがついて、転がり出した自分がいました。


詩をキルトにし、ベアに持たせるのです。
土台布を紅茶とコーヒーで染め、文字を刺しゅうする糸も
セピア色の雰囲気を演出したくて 各色全て染め直し。
そしてロウ引きして刺しました。

刺しゅうは 縫い物を進めるようにサクサクとまとめて刺せません。
「ひと針、ひと針」という言葉のとおり、3ミリずつ進みます。
直角に刺し・抜きのくり返し。
たまたま ほかのベアのご注文を頂いていた事もあり、
気付いたら白々と夜が明けていた なぁんて日が続きました。

キルトのふちどりのパッチワークも
もう、殆ど自分への意地で仕上げたようなものです。
ミシンキルトは硬くしっかりと出来過ぎてしまいそうなので
全て手縫いにしました。
「ここまでやって、後に引けるか」
って、ウシミツどきに声に出してたり。イッちゃってましたかね?
(笑)















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なす子

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