こ こ ろ も ち 。

2003年11月22日(土) テディベアの声?

ベアの声が聞こえる時って
確かに、ある・・・

うーん
「そんな気がする」というのが正しい言い方なのかな?
でも、確かに聞こえるというか
頭の中に 声が響くというか
自分で そう思っているだけなのかも知れないけど・・・

今日、「それ」を感じたの。

私、ご依頼を頂いてテディベアを製作したあとに
自分へ 褒美を与えることが多い。
それは「自由時間」。
その「時間」をどう使うかというと、やっぱベア作りをしたり
子供服を縫ったり、家の掃除をしたりするんだ(⌒。⌒)

今日は自分(もしくは家用) テディベアを作っていた。
そして まさに仕上げようとしていた時・・、
声が聞こえた (ような気がする)。



「わたし  ○○さんのところに  行きたい」


うん?



ボディに わたを詰めていた時。
ベアは、うつぶせになっていた。
思わず表に返し、ベアの青いガラスの目を見つめ返した。

「わたし ○○さんの ところに いくの」



あなたは やっぱり女の子だったの?

そして もう行きたい所があるんだね?

そうか・・・・・

背中を閉じ終えた。
毛並みを整えた。
整え終えたその手で私は手紙を書き、梱包を始めた。
とある方へ。


       ☆



イギリス製のモヘアだったから、「ティータイム」を意識して
鼻はミルクティ色にして
貴婦人のイメージが ふくらんだので、ローラ・アシュレイの布で
ドレスなぞ縫おうかと思っていたのよ。




かくして彼女はドレスを待たずに、旅に出ました。












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なす子

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