こ こ ろ も ち 。

2004年02月25日(水) 本で絵を知る

ピーテル・ブリューゲルは

ちょっと

とっつきにくかった。

いや、もっと だ

例えば「ブリューゲル展チケットをあげるよ」

と言われても「ううむ・・いいです」と断ってしまいそうな。


シュールで

皮肉屋で

悲しい予感がする。



とある本を読むうち

イメージが 変わった、

皮肉の その前に

温かい目があるような


本当の 澄んだ目(まなこ) には

違う色かたちで 映るであろう世界。

だが 俗な目を持つアナタには

こんなふうに見えるんじゃないのかい?

と 突き付けられているような。



突き付けられて ギクッとするから

じっくり見るのが辛かったのかも。

本当の自分を 突き付けられていたから

目を背けたくなっちゃったのかもね。



もう一度 読もう、この本を。

もう一度 見に行こう、ブリューゲルを。







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なす子

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