こ こ ろ も ち 。

2004年07月12日(月) 2〜3分

子供は幼稚園に通っている。

我が家のスタンスは、
「手傷を負わない限りは口出ししない」
ようにしている。

例えばだけど、血が出るほど噛み付かれたとかね。
(おどろくなかれ、噛みクセの有る子は結構いるのだ)
幸い、噛まれた事はないけど。

やはり例えだけど
「押された、転んだ」と帰宅後 私に言ったとしても
子供がイタイイタイと訴える程のキズを負うまでは、
あらためて私から園に言わない。というスタンス。


実際にあった事といえば
ぶたれた、リボンをちぎられた、背中にケリ痕があった、など。
でも 戦いごっこなんかすりゃ、
こんなの日常茶飯事だと思うんだ。相手の子にだって、このくらい
やっちゃってるだろうし。
だからよそのお母さんに
「靴痕ついてるじゃない! 園に電話したら?」
っていわれても、いや別に・・洗えばいいし、みたいな。

子供が訴えるまでは、重箱のスミをつっつくように問いつめたりしたくない。 様子をみる事が多いかな。
そりゃ心配だけど。
心配して問うと、子供はミョウに甘えたり 
不確かなことを言ったりするし
かえって、こっちも混乱してしまうんだ。


「押された、恐かった
と言った事はある。
心の傷は見えないだけに、敏感に察知してあげたいと思う。
そうか、そうだったかとしみじみ聞いて、
だまって2〜3分も抱っこして頭をスリスリしていると
そのうち子供は、自分から私のヒザを離れる。


ひとりっ子だからできる、「2〜3分」。




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