こ こ ろ も ち 。

2004年09月25日(土) 絵本

どんどん進む日記(^^;



先日、「童話館ぶっく くらぶ」というのを申し込みました。
毎月 1〜2册の良書が届くシステム。

最近の絵本は、絵がアニメチックで奥行きがなく、不満でした。
日本語もきれいじゃないし。
「○○だも〜ん」などに使われる「〜」という記号が
文の中で当たり前に使われています。
また、会話がだらだらと並んでいて
一体誰のセリフなのか 非常に分かりにくいものが多い!

私もメールや日記で「〜」を多用しちゃうから、
偉そうに言えないんだけど・・
でも絵本・童話・昔話に、そりゃないダロって。
頭が古いのかなぁ。
CGで描かれた挿し絵を見ると なんでだろ、悲しくなります。


本屋さんって新刊にしか出会えないことが多いけど
ずーっと読み継がれてきた良いものって、あると思う。
「ひろすけ童話」の文体も好きだし
そういうのを子なすに伝えたいんだ。

雑誌を読んで(声に出している) 時の子なすは、
「単語」しか出て来ない。
テレビキャラの名前を次々覚えるだけで
文としての言葉の前後左右がまったく無いというか・・


テレビ雑誌、パパが買ってきちゃったりして
以前は何冊か ありました。
その後、ねだられて半年に1冊くらい買っていましたが
最近は(諦めたのか?) 売り場を見るだけです。
そりゃ、ちょっと哀愁ただよう背中で
じっとテレビ雑誌を眺めてる子なすを見ると
情にほだされてつい「買ってあげようか」と声が出そうになるんですが
ここで折れたらイモヅル式。と、踏ん張ってます。

そうこうしているうちに 
寝る前に絵本を持ってくるようになったのです。
たまにだけど。

ヒーローものが悪いとは思いません。
子供時代に思う存分、なりきって遊ぶのはすごく楽しいよね。
バーチャルとリアルの区別がつかなくても (だからこそ)
楽しく過ごせる、貴重な子供時代だと思うし。

ただ、子供をとりまく家庭のすべての物が
「テレビからのもの」っていうのが、イヤなんです。
新しいものをもてはやし
さんざん持ち上げて、終わったらポイ。
そういうスタイルが悲しいんです。


絵本に教育的な (字が読めるようにとか)成果をもとめる気はありません。

子供は今、自分で字を読めるはずなのに、
私の所に持って来る。ってことは
「読んでほしい」からだよなーと思うのです。
私も毎回同じ抑揚だとつまらないので
ちょっとトーンを変えたりします。
「同じ文章でも、ちょっと色付けを変えるとまた楽しめる」って、
子なすが思ってくれてたら嬉しいです。


もしかしたら 私自身が、今 絵本を求めているのかも。って気もありますし。
静かな空気をちょびっとだけ震わせる、
読み声の空気。
ページをめくるワクワク感。


あぁ、早く最初の本が来ないかな!






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なす子

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