サクラが咲き始めた。 桜の季節は別れの季節だ。
自分の中でおニャン子クラブの「じゃあね」という曲がこの季節のテーマソングだ。
大事な人が目の前から離れて行くこともある。 その人が目の前にいないと不安で不安で仕方がないこともある。 その人が目の前からいなくなる事実を突き付けられた時、体が震えるほど寂しいと思うこともある。
そんなときはこう考える。 大事な人がどこまで遠くに行ってしまっても、同じ地球の上にいることには変わりない。 陸続きのところに住んでいるのなら、車を飛ばせば会いに行ける。 ましてや電話やメールできる間柄なら、何時だってつながっている。
そんなふうに思う。
大学の卒業式で全国に仲間が散らばっていった。 当時さみしがりやの(あ、いまでもか)自分は、就職してから車を買った。 その車を飛ばして、全国を渡り歩いた。 そして、散らばっていった仲間に会いに行った。 遠く離れていってもつながっていることを確かめたかった。 そしてその車は3年間で14万�劼箸いΦ�離を走った。
合う先々で、仲間のさまざまな生活に触れた。 住む世界が違うんだなと感じる人もいた。 大学自体とは似ても似つかないほどへこんでる人もいた。 だけどそういう仲間は全国どこにいても結婚式の時にやってきてくれた。 この日の名簿は今でも大事な宝物だ。
そして今では、劇団という形で仲間が出来た。 当たり前のようだが就職して一緒に仕事ができる仲間もいる。 仕事が縁でつながった人達もいる。 この年になるとなかなか仲間が出来にくいのだが、それでも別れの先には出会いがあると思う。
何事も終わりは始まりだ。
|