シオの日記

2006年01月27日(金) 家庭問題勃発

久々になっがい日記。
そして暗い日記。
私の家族観についてです。


我が家は崩壊している。


しているなりに、幸せだし、問題もなかった。
全くなかったかといえば、若干語弊があるが、
それでもみんなが幸せだと思っていた。
不満を持っていても、それなりに幸せだと。

だって、人間なんて欲深い生き物だから
もっともっと、って不満を持つでしょ?

だから、不満があったって、
幸せならそれでいいと思ったし、
何かしらあっても、それが許容範囲内に収まってるなら
それはそれでよいと思ってた。

ぶっちゃけて言ってしまおう。
父親の浮気が今回の問題だ。

母親はなんというか、父親には何も期待していないし、
本人も「無関心」と言っていた。
だから、お互いが何かしらに一生懸命になっていれば
それでいいと思っていた。
父親が海外出向になって、母親が働き始めて、
父親が寂しいと思っても、それなりに楽しいのだろうし、
母親はそんな感じで仕事を始めたら生き生きしてきた。

だから、家族が一緒にいなくたって
お互いがお互いを心の片隅に思っていれば
自分たちの好きなことをしたらいいと思ってた。

しかし、父親の浮気はずいぶん前からわかっていたことなのだけれど、
それでも、自分の家に女を連れ込んでいること。
たとえそれがお金を払っていたとしても、
母親の領域に別の女を引き入れることは
かなり母親としては抵抗があったようす。

私としても父親が別に浮気してたっていいんだ。
母親に浮気を推奨するのと同じで。
別に私たちのことを大事にしていないとか、
そういうことじゃない。
元々私たちのことは眼中にないというか、
考えていないのだから。

だから、私は父親が浮気をしていたって、
ああ、やっぱり。と思うにとどまった。

母親からそのことを告げられて、
母親は私が浮気の事実を聞いたら傷つき、悲しみ、
父親を憎むと思ったらしい。
でも、それ以上に私は父親が好きではない。
それ以前にずっと。

どんなにいい顔をしてあげたって、
それは私の計画の範囲内であって、
父親がそれで満足するということをわかっているから。
若干利用しているだけ。

母親もはじめは「父親の浮気ぐらい」、と思っていたらしいが、
実際そんなことを目の当たりにして。
『死にたい』って。

びっくりした。

母親がそんなに父親のことを好いていたこととか、
そんなに結婚している事実に束縛していたこととか、
結婚している事実が、
過去の楽しかったことの象徴だと思っていたこととか。

離婚するならすればいいと思っている。
私は基本的にすごく冷たい人間なんだ。
離婚するなら父親は現在の経済力もあるし、
財産は全部母親が持っていって、
父親は一人で暮らしたらいいと思っている。
今と一緒だ。
何の変わりもない。
特に私にとっては一人暮らしをはじめているから余計に。
そして、絶対に母親の支援をするって思っている。
経済的にも精神的にも。
父親は、存在は認めるけど、必要ない。
今まで、一緒に遊んだことも、怒られたことも
母親の指示の元なのだから、
父親と遊んだって、怒られたって、それは母親の言葉だと思っていた。
だから、父親は母親の付属品。
付属品が一つなくなったところで、
母親の価値は何一つ遜色はない。

でも、母親は悲しいといい、傷ついている。
それは私にとって悲しいことであり、衝撃だった。
私はどうしたら母親を救えるだろう?

母「仕事したいんだけど、どう思う?」
私「したらいいじゃん」

母「飲みに行きたいんだけど、いい?」
私「何がいけないの?いけばいいじゃん」

そんな感じで、つんけんしてると言われればそうかもしれないが、
すべてを肯定してきたつもりだ。
やりたいことはやったらいい。
やらないで後悔するより、やって後悔したらいい。
誰かの言葉だ。

踏み出す勇気がないなら、背中を押すよ。
幸せに、自分がやりたいことを存分にやったらいいと思う。
浮気でもしたら、綺麗になるよ。
元々童顔なんだから、引く手数多だよ。
元々人と付き合うのは好きじゃないけど、
プライドの高い先生がたを虜にできる話術を持ってると思うよ。
(ただたんに相槌が上手なのかもしれないが)
離婚だって、したければしたらいいじゃない。

離婚に関しては、妹がネックで駄目そうだが。。。

でも、「死にたい」って言われたことに関しては
推奨できない。
自分の職的にも、自分の人生観からしても。
私の「死にたい」を乗り越えられたのは
きっと母親の存在が大きい。
その母親が「死にたい」って。
さすがに同意もできない。
そんなにショックを受けていた母親は
一人で2週間以上耐えていた。
誰にも言えず、自分の内に秘めて。
私が聞きだそうとしてもあからさまにごまかして。

言いたくないんだと思ってた。

でも、変だったし。

ほとぼりが冷めたら、と思っていた。

そしたら、そんな回答だったのだ。

男ってなんでそんななんだろう。

夫婦ってそんなものなんだろうか?

今の家庭にいるから、私は子供なんてほしくないと思う。
それは、自分の存在についてとてもよく考えていたから。
結婚も、だんだんしたくなくなってくる。
今がずっと続くわけじゃない。
某熟女のあいどる?きみまろさんだって言ってる。
「あの頃はよかった」
そんな風に言う日がきっとくる。
今がずっと一番って思えるのは若いうちだけ。

近所の夫婦でやっている美容院を見てると
仲がよくていいな〜って思う。
母方の祖父母を見てると、あんな風に年を取っていくって
喧嘩ばかりだけど、自分たちの主張を言い合えて、いいな〜って。

でもおじさんとこは離婚して、再婚している。
その子供たちも、自立せず、親離れできずにいるってことをしてる。
そんな子供もほしくないし、
自分のように捻じ曲がった子供もほしくないし、
かといっていつまでも子供な妹のような子供もほしくない。

結果、子供はほしくない。
・・・きっとそのことを親に言ったらそれはそれで傷つくだろうけれど。


私は母親にどうしたらいいのだろう?
父親を一緒になって目の前で傷つけたら気が済むだろうか?
気が済むことをしたらいいと思う。
父親がいつも母親に言い返せないのはいつものこと。
言い返せないからって反省してる、とか、
次回生かされるかというと、けしてそうではないのが父親。

面倒なことは避けたいと思うけど、
一時的に逃避もしてみたけど、
結局心の中がもやもやしてるのは変わらない。

母親に何がしてあげられるだろう?

何かしてほしいわけでもないと思う。
それ以上に何も考えられないと思う。

父親の出向が終わり、3月に日本に帰国する。

さあ、どうなる?
どうする?

最後まで見届けるよ。

でも、見守るしか、ないかな。

私は母親の支えに、なれないかな。


↑エンピツ投票ボタン
My追加 読んだよ〜とか、面白かったよ〜とか、がんばれよ〜とか(笑) よければ「投票」をぽちっと♪励みになります☆

 < 過去  INDEX  未来 >


シオ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加