日記でもなく、手紙でもなく
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2001年08月18日(土) パシフィコ横浜


 雲が多く、今ひとつすっきりしない空だったのですが、パシフィコ横浜で開催されている、<イタリアと日本・生活とデザイン展>が、19日で終了することもあり、できれば見ておきたいと思っていたこともあって、午後から(池袋経由で)横浜まで向かいました。

 地図で見ると、桜木町から歩いて行けない距離ではないのですが、みなとみらいエリアというのは、大きい建物がぽつん、ぽつんと点在しているだけで、その建物と建物の間の間隔が広いため、あまり歩いていても風景が変わり映えせず、その意味で歩いていても面白くない、結果遠く感じるような気がします。
 これは、埼京線の駅まで、ほんの少しだけバス停から歩くときにも、同じような感じがするのですね。
 たかだか、10分かそこら歩く程度なので、たいした距離ではないのですが、なんとなく歩く気がしません。

 桜木町から、本数は多くはないものの、パシフィコ横浜までバスがありますので、最初からこのバスに乗ることにしていました。ただ、このバスが、来そうでなかなか来ないのですね。15分ほど待っていて、やっと来たと思ったら、発車まであと5分ほどお待ちください、みたいなアナウンスがあって、これなら、本当は歩いていっても良かったか、などと思ったりもしました。

 桜木町の駅前から見ると、パシフィコ横浜は、ちょうどみなとみらいエリアの北側の奥のような場所にあります。そこに、まさに幕張や古くは晴海の見本市会場のような、大きな展示ホールが建っています。
 展示会場付近は、なんとなく賑わい感に欠ける雰囲気なので、バスを降りると、本当に、結構果てまで来てしまったなぁ、みたいな感覚に陥ったりもしましたけど。

 この手の会場一般にいえることなのですが、本当にその周辺に、もう少し賑わい感みたいなものを作れれば、見に来る人も、もっと増えそうな気もします。
 やはり、人を、そのようなイベントのためだけに、他のエリアから呼んでくる、みたいなことだけだと、いつまでたっても、こんな雰囲気の場所からは、なかなか変身できないようにも感じたところです。

 たぶん、居住するような人、あるいは宿泊するような人々がいない限り、その周囲を散策できる空間を考えたり、あるいは、そういう人がちょっと必要な買い物ができたりするような店をつくってみる、みたいなことはなかなかできにくいようにも思ったりしました。

 展覧会の内容については、別途またお知らせすることにします。


riviera70fm |MAIL