日記でもなく、手紙でもなく
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午後6時30分過ぎ、銀座5丁目に新しくできた<加賀屋>の前を通る。 今日から開店のはずで、地下1Fにある店なので、そこへの階段の入り口のところあたりにでも、メニューの内容が出ているか、などと考えていたら、メニューどころか、和服の女将が入り口の前にいた。
開店のご挨拶をさせていただいています、ということを言っていた。開店の日に女将が店の前で挨拶している、というような店は珍しいなぁ、などと思っていた。 すぐ誰かと話し始めたのだが、それを何気なく聞いていると、和倉温泉にある宿の<加賀屋>で、そこが銀座に出した店らしい。
入り口には、長嶋はじめ、他にも野球選手など、なかなかの有名人から贈られたかなりの数の生花が、麗々しく飾られており、画廊の開店のような、あるいは、和服の女将がいるような店といえば、過去には良く見られた、銀座高級クラブのような雰囲気もある。 そういう意味では、なかなか敷居が高そうな気配。
特に、和倉温泉の宿のほうにきてもらっているような東京の常連客へのサービスとして、もし開店しているということなら、私などは全然お呼びでない人種になってしまう。上得意へのサービスということで、それをやり続けられるのであれば、それはそれで決して悪いことではないとも思うのだが。 ただ、それだけではあまり客は入らないような気がしないでもない。
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