日記でもなく、手紙でもなく
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2001年09月23日(日) |
<The Voice> |
ラッセル・ワトソン(英)の<The Voice>を聴く(Decca)。モリコーネの曲や、カンツォーネ(フニクリ・フニクラ、Non ti scrodar di meなど)、サイモンとガーファンクルの曲から、更にヴェルディやプッチーニのアリアまで幅広い選曲がなされており、しかも、ロイヤル・フィルのオーケストラのバックで歌われている。
下手をするとこの手の盤は陳腐になりかねないが、大半の曲がゆったりした曲調のものが多く、ワトソンの声質と相まって、とても気持ちよく聴ける。 ゆっくりした時間の流れに身を任せたいような、そんな時にぴったりのアルバム。
ラッセルの声質そのものは、比較的柔らかなテノールだが、力感がないということもなく、美声の類に入る。
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