Kitty Thunder Ground
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| 2003年06月27日(金) |
アルゴリズムたいそう |
ここ最近半年くらいほとんど新しいCDを買ってなかったけど、 6月は久々に欲しいCDラッシュで音楽って素晴らしいと思ったよ。
中でも圧倒的にキてるのが25日に発売された いつもここからの「アルゴリズムたいそう&こうしん」だ。
NHK教育の幼児番組「ピタゴラスイッチ」の中の1コーナーの 企画盤だが! これはほんとうに「うつくしい」。
お笑いのいつもここからがアルゴリズムたいそうという 体操を、音楽にのせてやるのだが、 なんていうかパズルみたいにあの二人が、 体操によってひとつの単純だがそれでいてきれいな動きを 見せてくれるのである。 しかも歌のおにいさんみたいに笑顔じゃなくって、 「悲しい時〜」の顔みたいな能面の如き無表情でやるから 本当にそういう動きをするためだけに存在する有機的なロボットみたいになってて、 とっても独特なんだよね。
この体操と行進を、いつもここからの新ネタとか、 シュールだとかギャグだとか言ってる人もいるが、 これはそんなもんじゃない。 相当計算し尽されたアートに近いよ。
そう思ってCDを見ると、 注意書きに「アルゴリズムとは?」みたいな説明があって、 「あぁやっぱり制作者はこの動きの手順を計算して おもしろくなるように構成してるんだ」と納得した。 しかしそれを「アルゴリズム」という言葉でまとめるか〜。
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