☆言えない罠んにも☆
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2005年03月05日(土) 新幹線に乗りたかったの。

名古屋に行くことにした。
朝から鬱々としていて、パパに「一体わたしはなんになればいいの?」などと言うメールを送る。
すると、電話がきて「まあ楽しいと思えることしながらゆっくり考えていきや」と返信がきたので、新しい空港でも見に名古屋に行くことにした。

じつは今日新しい空港のスタッフ募集説明会があるのを知っていた。二時までにつけばよかった。
のぞみなら、11時に出ても余裕だ。
新幹線に乗ると思うと、わくわくした。

ついでなので近附の名古屋部隊にメールをすると、
りさはちょうど和歌山に帰る予定にしてたところ(ぎゃぴ、ざんねん。。。)で、
まゆみはお産で先々週から実家だという。
めぐ子が仕事(!)の後会えると言うので栄あたりで夕ご飯を食べる約束をした。
ドアを開けると、まだ昨日の雪が残っていて、まぶしいくらいにお天気は良い。
けれど、空気は凛として冷たかったので、ぼくはまた家に戻って白いコートの上にパシュミナを羽織った。
矢絣にショールを羽織って、ひとり大垣に浄瑠璃を見に行く茜の気分だ。
昨日から、有吉佐和子の『一の糸』を読んでいるのである。

西日暮里で特急券も入れて往復の切符を買う。学割取っておいておいた自分の手際のよさに惚れ惚れし(「我」ながら!)、煩雑な手続きを難なく処理する自分にちょっとカタルシスを感じる。

最短コースを探し出すのは得意なのだ。行き先が決まりさえすれば。

山手線では、『一の糸』は読まず、携帯でパパにメールする。
「いいお天気。昨日ほど寒くないです。名古屋に行ってくるね。」
ついでにお正月のことなんかを思い出して涙がうかんでくるが、めぐ子に会うまでお化粧を崩すわけにいかなかったので、眼球でくい止め、目頭からハンカチで吸引した。

東京駅で新幹線に乗り換える。
ここを通るたび、新幹線は東海道線だけじゃないのを思い出す。
東北、秋田、上越、長野、山陽。どれにも乗ったことがない。(嘘)
仙台にだって秋田にだって飛行機で行ける。長野だったらあずさがある。(秋田には行ったことないけど。)
「新幹線」っていったら東海道新幹線であるべきで、それ以外は「東北新幹線」とか「上越新幹線」とか言ってほしい。乗り換え口の横のカウンタで「新幹線の時刻表ください」って言ったら、「は?何線?」とかバカにしたように聞かないで、さっさと東海道線のをくれればいい。
もうすこしぼくがいじわるだったら「全線載ってるものに決まってるでしょ?」って返していたかもしれない。

という昔の話はさておき、ぼくは10時16分の のぞみに乗る。自由席はガラガラではなかったけれど、三人掛けの通路側に座れた。
窓際には四十歳くらいのスポーティなおばさんが座っていて、あいていた真ん中席にはスーツ姿の男の人がきて、そこが空席かぼくにたずねてから、アタッシュケースを棚に置いて座り、すぐに眠りについたみたいだった。
発車間際には席はどこもいっぱいになり、新横浜をすぎる頃には立っている人で通路が埋まった。
朝ご飯にしょうが湯しか飲んでいなかったぼくは、あさ食べようとおもって作ったお弁当を取り出す。
お弁当と言っても、ライ麦パンにクリームチーズとママレードを挟んだだけで、はす向かいのおじさんが食べてるみたいな熨斗皮に包まれた彩り鮮やかな駅弁じゃない。
あまり食欲はなかったが、筍や煮卵の入った和食の駅弁はおいしそうで、ぼくは自分のサンドイッチの甘さに辟易した。ハムとキュウリにすればよかった。冷蔵庫にあったのに。
ぼくはお茶がほしくなったが、通路は立っている人でいっぱいだし、売り子さんはまだこない。
乾いた口元で、全粒粉のパンがこぼれ、ぼくは腹が立ってきた。
とりあえず、たべかけのサンドイッチをジップロックの中に戻して、ポケットからケータイを取り出す。

TO:パパ
「新幹線、座れたよ!のぞみ700系です(^_^)v。あったかくなってきたわ。富士山見えるかな」





えーっと。。
つづき、どっかいっちゃった。えへ。(ケータイで書いててあぷしてなかった)えっとね、このあと、セントレアには行かず、熱田神宮とか夜の鶴舞公園とか(まるで肝試しだった。このときほど、防犯ベルを持っていないのを後悔したときはなかった。)めぐ子と旦那さんの新居のはなしとかなんだけどー。めんどいから、たぶん、続き、あぷしない。読みたい人、いないよね?


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