☆言えない罠んにも☆
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2005年08月10日(水) 不思議ゾーンで夕休み

暑さもおさまる平日の午後、谷中散策決行。

なにげに近いが踏み入れたことのないこのあたり、
じつはかなりの不思議ゾーンだった。

とにかく現代日本チックな建物が少ない。
だからとて、単に古いってわけじゃなく、
いちいち怪しい。

なぜにそれほど蔦がからまってるのか
なぜに中世ヨロパ風の扉があるのか
なぜに葡萄棚が家を覆っているのか
なぜに表札にそのフォントなのか
なぜにそれほど家が傾いてるのか
なぜに廃墟が平然と建っているのか
なぜにいきなり森が発生しているのか
なぜに完璧に江戸風な呉服屋が繁盛してるのか
なぜに蕎麦屋は朝と昼しか営業してないのか
なぜにポストに「うぃ」とだけ書いてあるのか
なぜに電線に草が大量に巻きついてて平気なのか
なぜに道端にそんなに猫が転がっているのか

相変わらず謎美女ぶり全開なれーなちんと、
暑さにうっかりエスニクないでたちのぼくも
多少怪しかったかもしれんが、なんかそれを平気で
溶け込ませてしまえる包容力を持つ場所だった。

で、いろいろまわった後、メイン目的地の中国茶屋に行く。
なにげにサイトの営業時間表記がおかしくて、
(営業時間火〜金:4:00〜12:00ってオイ!
 いろいろ調べた結果、16時〜0時だと判明。)
がくがくぶるぶるだったが、行ってみるとスタイリッシュで感じの良い
上品なカフェだった。
「やる気ない店ほどお茶は良い」と言い切って選んだれーなちんの
審美眼、伊達じゃねぇな。
お茶も美味かった!

籠編みのインテリアに囲まれて、小粋な中国茶器でお茶のみながら
長時間、談義してると、なんか、阿片戦争時の清朝のサロン
にいるような気分だった。これで小鳥とか愛でてれば完璧だ。
外圧など知るかよ。ゆったりしてよーぜ、みたいな。
楽しむ、じゃなくて、立心偏のほうの愉しむ、みたいな。

んで、その後、しのばずどおりのほうへもどって
ネパール料理食べて、コーヒー飲みに行って歩いて帰ったさ。
荷造りとかちっともしてないさ。
いやん☆


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