2007年04月19日(木) |
ごめんね あたしの大切な子 |
ずっとしまってあったの
部屋の隅に
ちゃんと名前も付けて
可愛がった
初めて買ってもらった人形
貴方と別れてから
怖くてあけられなかった
壊れてしまいそうで
でも月日は流れ
私はその存在を忘れてしまった
あったことは知ってたけど怖くてふれなかった
そして名前すらも忘れてしまった
でも
昨日貴方に拒否られてた電話をあやまってかけたとき
何故かベルの音がした
そのときふと箱を見てあわててあけて
「りお」
そうだ
この子はりおだ。
ごめんね
ごめんね
りおごめんね
早速そのこのために服を新調してあげた。
そしてネックレスをしてあげた。
貴方が最後にくれたウルフマンブラザーズのネックレスを 短いチェーンに通して。
もう二度と忘れないために
そばに置くことにした
ごめんね
りお。
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