ここに掲載されているテキストはフィクションです
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前の日あれだけ寝て無断欠勤までやってのけたのに、今日もいつもどおり遅刻。流石に周囲の熱視線が気になり気味だがもうどうでもいいことで。一応担当者の所にも顔を出してみるが、昨日の休みどころか一昨日の飲み会の騒ぎも知らないらしい。・・・確かに仕事中は一人離れて作業していることも多いが、それにしても見事すぎる放置っぷり。昨日は普通に仕事したことにしておこう。
帰りの電車の中、立って雑誌を読んでいたら鼻の中を冷たいものがつたう。急に鼻水?とか思いながら何度ずるずるやっても垂れて来る。吊り手と雑誌を持つ手を離すのが面倒だったのですすったり舌で舐めたり(うわぁ)するが、様子がおかしい。ふと指先で触ってみると・・・結構な勢いで血が出ているじゃありませんか。しかもこのわずかな経過で垂れるとかそういう状況は通り越している。こんな時に限ってカバンの中にはティッシュも入ってない。
鼻の粘膜がどうこうとかいう事は詳しくないが、僕はいままで鼻血というものを流したことがない。殴られても転んでも鼻から血が出たことがなかったので、雑誌を読んでいるだけで手が真っ赤になるほどの流血があったことには大層驚いた。さらに(一応)言うと読んでいた雑誌は「日経ソフトウェア」である。何が悲しゅうてVBからExcelを呼び出してどーとか言う記事を読んで鼻血を出さねばならんのか。
降りる駅までの十数分間、おそらくどうみても殴られて鼻血を出してるようにしか見えないような状態で、上を向き続ける。
明日から大阪。くそ社員旅行。