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朝早く起こされバタバタと用意させられ、用事有るとかいう父は置き去りに実家車乗り込む。相変わらずこういう時は行き先もよく判らないまま気がつけば高速に乗ってて、朝早いのはどこかで朝メシ食うのに時間あわせてのことらしい。
見覚えのあるICを経由し、9時開店の10分前に着いたのが岡山の山奥のとあるお店。人気の玉子かけご飯の店だそうで、なるほど連休だしノートに記名で入店制限という盛況ぶりらしい。というかここ昔「おにぎり」でやってたとこだな。見たぞ。サインあるし。20日から新米だったらしく、玉子はもちろん米もおいしくいただきました。おかわり1回したけど、僕みたいに食事の制限なくても生卵って1日にたくさん食べちゃダメなんでしょ。
食ったばっかだが関係なく、少し街に戻りつゝやさんで饅頭買って食いながら目的地検討する。これ何個でも食えるな。1個50円で安いしうまいし。
倉吉方面へ向かうことに。天気は最高にいい。朝早く起こされうとうとしながらも、あくまで社交辞令で運転代わるか、と棒読みで聞いたらあっさりキー渡され仕方なく。途中道の駅寄ってはなんか見ては買ったり食ったり、無料の観光駐車場入れたら昼飯時。特にってのもないので観光案内所の地図に沿ってフラフラと。昼は有名らしい清水庵で餅しゃぶなるものを。要するに薄く切った色餅を鍋でふやかして食うだけのもんとかそういう乱暴な印象しか持てないのは、店員が無用にバタバタしてたから。伊勢うどんと同じで、なるほどおもしろいものですねぇ、という(多分最後だから)貴重な経験でした。その後近くで食った鯛焼きとか、まあ食い物はともかくここらは古い建物が密集して残されているのが素敵な街です。まあ、建物が古い、というだけでそのほとんどが本来の活用どころか空きも多いみたいで、連休中なのにまばらな人通りとあわせ見方によっちゃ結構寂しいとこなのかも知れんです。いいとこだけど。酒何本か買う。
帰るまでに魚でも買えないかなあとか言いつつ、因幡の海岸とか見ながら鳥取へ。期待していた「地元の魚介」を見つけることは出来ず、可能ならそれこそ回転寿司で持ち帰りでも、と思ったけどそれなら地元帰って食ってもいいんじゃね、と結局そのまま帰宅コースに。鳥取道無料はいいけど、トンネルばっかで運転してるとすぐ眠くなる、割と危険な道路なのかも。宝塚付近の渋滞には付き合わず手前で降りて、予定通り地元でそれなりの開店寿司くって帰る。