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まだ学校通い中。座学でない技術の時間が多くなってきたり、各現場での実習の予定が決まり始めてたり、でもやっぱりすんなり男の生徒の受入をOkしてくれる所がなかなか見つからなかったりいろいろ。もう何時間も勉強してる時間もないはずなんだけど、ここに来て取得できると思ってた資格と講座の内容が違うとかどうとかでちょっとした紛糾が起きたりしてたのが先週くらい。まあ聞いてみりゃやっぱりほとんど職安の職員が悪いみたいなんだけども。ここに限らずなんだろうけど、案内に書いてある以上の認識とか知識とかあるわけじゃないんだろうし。今一緒に通ってる人の中には、「おっさん年だからそんな受かるかどうかよく判らない職業訓練なんか行かずに介護行きなさいよ介護」と言われるがままに来ちゃってる人も居るくらいだし。なんらかのやりとりがあっての事なんだろうなあと思わない方が不自然でしょうに。ああ気分悪いことばっかだ。
今日は今日でどこの主催かよく判らないけど介護技術の講習があるとかいう話を聞いたので出かけてきた。市の広報に時間と場所しか書いてなかったのでおっかなびっくりだったが。行ってみたら同じクラスの人がひとり、先生が何人か。まあ土曜だし。内容は、力を使わずに、というか腰を痛めないようにする介助のやり方、みたいな内容を市内の施設の人が2時間ほどの。参加者を見ればなるほど現役の職員か身近で必要な人ばかりでほとんどが50以上のおばちゃんばかり、70のご婦人もいたなあ。腰の事考えたら性別も年も関係なく、実際腰を痛めてリタイアする若い人も珍しくないんだそうだ。僕もまあ腰は良くない方だけど、1人や2人なら力任せになんとかできても、これが実際の施設なんかで毎朝とか毎食とかそういう毎日の決まったタイミングで20人くらい連続で、なんてのは無理なのは判ってるので、割と今から悩んでる事のひとつだったりする。要は身体の状態(どこが動くとか動かないとか)はともかく人間の身体の動き自体はみんな同じなんだから、例えば立てない人を立ち上がらせるにも重力に反した上向きの力だけが全てでなく、自分が楽な姿勢で前後の力だけでずいぶんなんでもできるんですよ、というまるで合気道見てるような、そういう内容の非常に興味深い内容だった。スーパートランスなる、更に高度なこれはもう合気道か古武道か柔道みたいなそういうびっくり技の触りもちょっとだけ見せてもらった。
すぐにでも実践してみたくもあるけど、目前の技術検定は学校の先生に教わったとおりをトレースする演舞というか型式というか、そういうのが必要なので今は忘れて、実際に仕事で使うには改めて勉強し直す必要があるのがちっと残念。
昨日はまた大きな地震があって、NHKなんかはこれまでと全然違う調子で避難を呼びかけていたのが印象的だった。まあ津波の対応についてはそれくらいじゃないとダメだってのはよく判る。東北だけに限ったことでもないし。北海道じゃ嵐だ停電だとニュースやってるし、有名な人の訃報が続くし、南からはノロウィルスキムチだし、北からはミサイルだし、僕は悪い人だからいいんだけど、日本中が悪い人だというわけでもないだろうにこの仕打ち。