1/10・・・この日は宙バウの日だった。 悪友Tとこりゃまた悪友Iたちと合流して賑やかに宙バウを観劇するはずだった。 まあ、午前公演は普通に・・・ごくごく普通に観劇した。 そしてランチを食って・・・さーて午後の公演=千秋楽見るわよ〜と意気込んだ春吉。
Tと並んで見ていたのも束の間・・・隣のおばちゃんの強烈な香水攻撃にヤラれてしまった。 ・・・・・・・モロに酔ってしまったのである・・・・・・・。 1部・・・『おーい春風さん』は耐えれた・・・。 幕間にト○レに走った・・・・・・・。吐いた・・・・・・・。 なんとかみんなのところへ戻ったがTとI(←似ててわからんっ!!!) 「どないしたん?顔色ワルイ。」と言った。
Tと席を換わってもらって・・・2部『春ふたたび』を見始めた。 ・・・・・・・・・ダメだ・・・・見てられないくらい具合が悪い。
Tに促されるまま・・・ロビーに出た。 しばらくしたら係の人が声をかけてくれた。 「具合がマシになったら、1番後ろにパイプ椅子を用意しておきますので そこでご覧下さいね。お水・・・お持ちしましょうか?」
お水は断った・・・・・・・・・。 でも結局、席に戻ることはできなかった。
Tたちが出てきて・・・少し休憩して・・・私は帰る事にした。
ココから家まで2時間・・・遠い道のりである。
阪急に乗って・・・目を閉じていた・・・眠れるわけじゃなかった。 ウツロな中で「そろそろ十三かなぁ・・・。」と外を見た。 ・・・まだ石橋だった。 またしばらくしてうつろな中で「そろそろ十三かなぁ・・・。」 ・・・・・・豊中だった・・・。地獄のようだった。
ようやくようやく梅田に着いたけど、地下鉄に乗る自信なんてない。 インフォメで休ませてもらった。 「救急車呼びましょうか?」とおっちゃんが言った。 もちろん、断った。 救急車で家まで送ってくれるなら、うれしいけど。 30分休ませてもらって地下鉄に乗り込んだ。
地下鉄を降りて・・・南海電車までがまた・・・遠い。 ようやく南海に乗り込んで座った・・・そしてまた目を閉じた。
・・・「そろそろ堺東かなぁ・・・」 ・・・まだ天下茶屋だった。 「そろそろ中百舌鳥かなぁ・・・。」 ようやく堺東だった・・・。 ふざけてるみたいな話だ。
足が痛い・・・膝から下・・・めちゃめちゃ痛い。 寒い・・・寒い・・・・・・・。
ようやく駅に着いてタクシーに乗り込んだ。
そこからはもうすぐだ。
・・・着いた・・・ようやく着いた・・・。 宝塚から3時間弱かかっていた。
熱を測ってビックリ・・・・・・39.4度 ヤバイ・・・足が痛いはずだ。
明日、妹と映画を見に行く予定なのに・・・。 明後日・・・雪某娘役さんのお茶会デビューなのに・・・。
迷ってるヒマはない・・・即座にどちらもキャンセルした。
そこから・・・3日間・・・地獄だった。 食欲なし、熱あり・・・3連休ずーっと寝ていた。 12日・・・熱も平熱に下がった・・・けど胃は相変わらず。
そして今日医者に行った。
診察してもらって医者の口から出た言葉。 「なんででしょうねぇ。理由とかはわかりませんね。 薬だけ出しておきましょう。」だとさ。
問診の時に「先日、友だちの子どもと遊んでたんですけど その子が“嘔吐下痢症”だったらしいんですよ。 私は下痢はないんですけど・・・関係あるんでしょうか?」とは言った。 だからと言って「その子のが移ったんでしょうね。」とは・・・簡単すぎる。
私はこの病院には2度と来ないと決めた。
これじゃ、実家の近くの医院のほうがマシだ。 ま、そこも「風邪ひいたみたいなんですけど・・・」と行くと「風邪ですね。」としか言わないけど・・・まだ・・・治してくれそうな気がするぞ。
こーんなマズイ薬出しやがって・・・しかも食前食後・・・って ゴハン食べるのがイヤになるじゃないか―――――っ!!!
鬼の霍乱だろうか・・・。でも鬼の霍乱って夏に言うよなぁ・・・・・・。
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