| 2003年04月06日(日) |
さよならファミリーランド |
この日記はホントはもっと前に書いていた。 ・・・のにどっかへ行ってしまっていた。
気を取り直して、思い出しながら・・・まるで夏休みの絵日記のように・・・ええと。
ファミリーランドが明日で閉園というから、後輩を誘って遊びに行くことにした。 折りしも桜日和・・・行楽日和。 今までこんな人見たことない・・・というくらいの満員電車に揺られ、 改札を出るとエスカレーターや阪急の入口が見えないくらい人があふれ、 花の道も右側はすいていて左側が混んでいて・・・ホントに見たことがない光景だった。
入園料タダ・・・ということで入口は思ったよりもごった返してはいなかった。 でも・・・入口だけだった。 園内に入ると・・・人・ヒト・ひと・・・ひとひとヒトヒト〜。 がきんちょ、ベビーカー、ベンチにじいちゃん・ばあちゃん。 荷物番&並びの父ちゃん・・・。いろいろだった。
何気に見ると私たちくらいの人も多い。
ウダウダしゃべりながら、練り歩いた。 「春吉さん・・・。」ふいに声をかけられた。 ふと見るとかよちゃんのFCの友だちだった。 「よくこんなヒトゴミの中でわかったねぇ。」と言いながら「じゃ、また。」と別れた。 よくよく見ると・・・なんとなく見覚えのある人がチラ・・・ホラ・・・。 「みーんな同じなんや。」と思った。
それから観覧車に乗って・・・園内を一望し、 増え続ける人の波に逆らってファミリーランドを出た。
園内では・・・ずーっと後輩の人生相談をうけていた。 「彼女も大変だ・・・。」と思った。
ランチをして、気分がいいので、川沿いを歩くことにした。 楽屋口のほうへ向かって歩いていると・・・和み系さわやかかわいいももちゃんこと 大真みらんちゃんの入りと遭遇した。 「かわいい、かわいい。」と小さな声で連呼した。マジ、かわいい。 そしてもうしばらく歩くとぎんがみちゃんこと銀河亜未ちゃんにも出くわした。 「あ、ぎんがみちゃんだ。」とまたもや小さくつぶやいた。 大橋を渡って、南口のほうへ向かって歩いていると、何人かの生徒さんとすれ違った。 「うーん。日生組だ・・・。」 全くヅカファンじゃない後輩は「なんでみんな名前がわかるの?」と不思議そうだった。 「アホほど、行ってるから・・・。」と答えると「なるほど。」と納得したようだった。
宝塚ホテルのわき道を通り抜け、しばらくすると桜並木が見えた。 誘われるようにそっちに向かって歩いていると・・・またもや・・・・・・ ヒトゴミの中で普通なのにどっか違う人を発見。 タニオカくんだった。 すっぴんで、帽子をかぶって・・・他にも帽子をかぶった人はいたので 目立つわけじゃなかったのに、そこだけオーラが違った。 「おっと、タニオカくんや。」と言ったら、後輩が 「え?今の人も宝塚の人?」と振り返った・・・。 心の中で「タニオカくーん、日生行くでー。楽しませてやー。」と叫んだ。
ずーっとずーっと歩いて、南口の住宅地を練り歩いて・・・1時間くらい歩いた。
それからまた武庫川の反対側を歩いて本駅まで戻ってきた。
「あー、よく歩いたね。ビール飲もか。」と言いながら、梅田に出て、 2人でまだ空も明るいのにしゅうまいをほおばりながら、ビールをあおった。
またまた後輩の人生相談だった。
・・・けど、私の頭は今日見たもの・・・ファミリーランドや桜並木を思い出して・・・ 日生組のメンバーを思い、全ツメンバーを思い・・・「もう動いている。」と思った。
ファミリーランド・・・92年の歴史を刻んだ遊園地。 壊してしまうのは簡単だけど、92年の歴史を刻むのは容易ではない。 そう思うとなんだかむなしくなってしまった。
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