| 2003年07月19日(土) |
大劇場サバキ禁止条例 |
大劇場でのサバキが禁止された。 ・・・ココに管理人がこんなこと書いていいのか・・・って思ったりもしたけど あえて・・・書いてみようと思う。
サバキ・・・これはいつの時代から行われていることか知らないけれども これも宝塚の伝統のヒトツだと思う。
今回、発令された内容は・・・ 「宝塚大劇場の施設内において、お客様間での座席券の売買に伴うトラブルが数多く発生。 座席券は、劇場チケットカウンター、プレイガイドなどの正規の発売窓口で お買い求めいただき、劇場施設内でのお客様同士の座席券の転売につきましては、 おやめいただきますようお願い申し上げます。」
こういった内容のもの。 すごく反抗的な考え方で申し訳ないけど、 チケットカウンターのチケットが売れないからなんじゃないか?って思わずにはいられない。
でもそもそもこういう流れを作ったのは歌劇団で、身から出たさび・・・ のように思えるのだけど。
チケットの売れ行きが生徒の人気のバロメーターになる。 ↓ FCを中心に必要以上のチケットを購入する。 ↓ チケットが窓口で買えないから、友の会に必要以上に申込みをする。 ↓ 必要以上のチケットが手元に残る。 ↓ サバキをする。 サバキのほうが、残り物のチケットをチケットカウンターで買うよりもいい席が買える。 ↓ チケットカウンターのチケットが売れない。
・・・・・・こういうことのように思える。 これは本当に私のある意味片寄った考え方かもしれないけど。
・・・で、今日、チケットなしで・・・元々、サバキ目的で大劇場へ行ってみた。
普通ならサバキの場となっている場所に係の人がチラホラ。 当日券には列。 この当日券の最後尾にいる係の人がよくない。 「暑いなぁ・・・。あと何人くらいや?」 「見てきましょか?」 「あと30枚くらいですわ。」 ・・・並ぶだけ並ばしておいて、あと残券が何枚くらいなのかも把握していない。 最後尾で「あと○様までお求めいただけます。」くらい言えっ!!!
その当日券の並びのところにサバキの所にいるはずの係の人が何度も何度も見に来る。 ・・・なんのため?
当日券でチケットを買い、サバキの場所へ行ってみた。 いつものようにサバキをしている人がチラホラ。 その人を・・・“サバキ禁止”という張り紙の前に連れて行って・・・ その張り紙を指差し、「こういうことなので・・・。」と言っている。 まあ、説得力に欠ける・・・。 その人の後ろでもう1人サバキをしている。 そして1人終わったら、そのもう1人の人の所へ行き、 また張り紙を指差し、「こういうことなので。」と言う。 しかもその人は張り紙の真正面でサバキをしていた。 全く徹底していない・・・というか・・・。
私たちはチケットが買えたので、一安心して座席についた。 ついて、ナニゲに見たチケットの左下に・・・○○旅行・・・と書いてあった。 ・・・・・・払い戻しチケット!?これって・・・これも転売違うん? バカバカしくなった。 やっぱりこういうことなんや・・・。エラそげなことゆーて、それだけのことなんや。
結局は、ダフ屋や無効チケットが出回ったことへの対策なんだろうけど、 そんなことはネットで横行していること。 ネットは劇団側の管理下ではないからいいのだろうか? サバキがなくなれば、ネット上で行われてしまうこと・・・くらい、わからないのか? それとも管理下でさえ、行われなければ、それでいいのか?
あえて・・・言うなら、 「チケットの売れ行きを気にするなら、納得できる作品を書け。 座付き演出家ばかりのくせに、オリジナルで納得できるものを作れ。 理不尽なことをするな。ファンを甘く見るな。」
このサバキ禁止条例の効果・・・いつまで続くことだろう?
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