上司が入院してカレコレ1ヶ月。
7月頃「おやつ食べるの止めたら、4キロも痩せた。」と うれしそうに支店長に話していた。
8月の初めに「お腹が痛いねん。」と言い始めた。 近所の医者に行ったところ 「冷たいものの飲みすぎだろう。」と言われた。
そして9月に検査入院をした。 結果が出るまで2週間くらいかかる…と言われ、会社に来た。
でも2、3日してからフラフラになり、具合が悪いから…と早退した。
たまたま外出していてその帰り途中の彼を見かけた。 顔と目が黄色く…足元がおぼつかなかった。
急遽、営業マンに自宅まで送ってもらうようにして緊急入院となった。
それからまたまた検査漬けの毎日で、出た結果が「胆石」 しかも胆石が胆管を完全にふさいでしまったから肝炎まで起こしてしまい、 病院の先生に「なんでもっと早く来なかった?」と言われたらしい。
もう少し早く発見していたら、胆石に肝炎まで併発しなくて済んだのに…。
みんなで「ナニが冷たいものの飲みすぎやねんっ!!!」と最初の医者に対して憤慨していた。
彼は元々、人が大好きで、話すことが大好き。 そんな彼が入院なんて…と思っていたら、ちゃっかり個室でほぼ毎日電話がかかってくる。
そして誰にでも検査結果などを説明してくれる。
でも手術をするのを渋っているらしい。 「いややねん。」…と。
あかんやろ。手術しな…。
お見舞いに行く人が説得し、支店長が説得し… ようやく今日、「手術することにした。」と連絡が来た。
もう60歳過ぎてるんやから、ちゃんと手術して復帰してくれないと困るよ。
ずっと人の健康のことばかり気にして 「オレは風邪ヒトツひかへんことだけがトリエやねん。」と言い続けていた。
「ちゃんと食べてるか?」とか「酒の量、減らさなあかんで。」とか。
お酒もタバコも一切しない彼だもの。 病気とは完全無縁だと誰もが思っていたもの。
ちゃんとさっさと手術してや〜。
|