噛む茶・研究記録
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ボクの奥さんのお父さんが、五日の深夜に無くなった。 五日前、救急車で病院に来たときには、もう意識はなかった。 苦しむこともなく、息を引き取った。 何故か、自分の親の最後を再現しているようで。 全てが分かっているような・・・悲しかった。
看護婦はすごいな、と思った。 亡くなったお父さんの身体を綺麗にし、用意した服を着せてくれた。 全てを、てきぱきと、そしてとても綺麗にしてくれた。 安らかな、顔に・・本当にありがとうと言った。 エレベーターまで見送ってくれた、主治医と看護婦に一礼した。 長い間、ありがとうございました。
すごく長く感じた一日だった。 安らかな寝顔が、うれしかった。 顔に手をあて、頭をなでて、顔を付けた。 ありがとう・・・お父さん。 その寝顔に、手を合わせた。 通夜と、葬儀が父と同じ日になった。 天国で二人、大いに話をしてください。 ね、父さん。
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