噛む茶・研究記録
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川を見せたくて、土手に出た。 川の中州に菜の花が咲いていた。 土手はコンクリートに固められ、花も草もない。 せいぜいあって、犬の糞。 川には魚も居ない。 こんな田舎に折角来てもらっても、見せる自然がない。
僕らの、子供の頃の、あれはなんだったんだ。 次の子供は、川すら知らなくなる。 便利ばかりが時代を動く。 あってもなくても良い物なのか?
時代は、めまぐるしく変わる。 多分、何年かしたら、昔に変わるのかもしれない。 それを、私は、シージーで見ているのかもしれない。 そして、その感触は、昔の、あの時のように。
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