*妖精の詩(うた)〜fairypoem〜*
fairy.k



 紅炎

鮮やかに染めゆく
紅(べに)色の君

呉れゆく藍(あい)の炎
藍の華は薄紅色の小花


末摘む花の君よ
由々しくあれ

天性の色白き
無垢な花よ

紅き潮の姿映し
頬に紅くさす翳りも

彷彿と
時を翔る鳥のように

あの蒼い空を
緋色桜色唐紅色へと

鮮やかに春萌ゆる
光を放ってはくれないかい

2003年03月08日(土)
初日 最新 目次 HOME


My追加
" height="200" border="0">