初めて君を連れて訪れた町を君は覚えているだろうか曇り空なりに、空は広くて時折、日差しを浴びて君は綻ぶ花のように笑って雨に打たれて、少しだけ早歩きに歩いたきっと、たとえば私が君の町へ、君が私の町へ行くとき私たちは「帰ってきた」と思うんだろうな