Simple Song
DiaryINDEX|past|will
2002年09月15日(日) |
オモイデ ダケ デ カイテミル。 |
最初に登場するのは確か四人の男達。
「上記の日時にここへ来られたし。 このマンホールは 人生をもう一度やり直す事が出来るマンホールです」
男達は全員なんらかの罪を、 絶望を それぞれに背負って、 その穴の中へ降りていく。 実は、それが惨劇の幕開けとも知らずに。
小さな舞台。桟敷席形式の客席。 鈴井貴之主宰・劇団OOPARTSの「Manhole」は 鈴井貴之監督作品「映画Manhole」とは
ストーリーが全く違います。
しかし、 その根底にある異図は 同一の作品だと今は認識している訳です。
後者が夢や希望を語るならば、前者は現実と絶望。
その二つは相対するもの と、同時に
表裏一体・逆もまた真なり。
鈴井貴之という人の座右の名まんまな訳で。 私はどちらの作品も好きなんですよ。
たとえば
愛 と 染汚愛
それらも表裏一体であると、私は想うわけです。 それと同じ。
|