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| 2003年02月11日(火) |
10年前の11月のある日、池袋にいた。 |
高校のイベントの中でも上位にあげられるものの中に おそらく修学旅行というものがあると思う。
私が高校2年生の年の 「北海道空知地区」の高校の修学旅行のスケジュールは
JRの夜行で京都・奈良 ↓ 数日京都に滞在 ↓ JRで東京 ↓ ディズニーランド ↓ 飛行機に北海道に ↓ バスで岩見沢へ
それが大体だったわけ。
そう、なんせ、スケジュールを密に決めて 早めに就寝して 翌朝いよいよ出発 そうして、夢の世界に行っていた頃 その世界から急に引き戻された 電話のベルが鳴っているのだ。 しばらく電話のベルは鳴り響いていた 寝ぼけ眼で、まだ黒電話しかない頃の 我が家の電話の受話器をとると 切羽詰った叔母の声がする。
修学旅行に出発するその日の深夜 母方の祖父が心筋梗塞で倒れたのだ。
私は、その事実を知ったとき、 旅行は半分諦めていた。 でも、私は旅行に行かせて貰った。
はっきりいって、気もそぞろだった。 修学旅行の思い出がないぐらいだ。 だから、どこへ行ったとか全く覚えてない。
数年後、京都へはどうしても行きたい 京都だけは旅に出て もう一度、修学旅行をしたけれども 東京は、もう、二度と訪れないだろうと そう思っていた。 どこへ泊まったかとか ディズニーランドがどうだったかとかは 全く覚えてない。
話がズレてしまったけれども。
その日から、グダグダで 精神的、肉体的にズタズタになってしまった。
10年経って、今 ようやくそのケリがつきそうだ。
10年前の11月のある日、 私は渋谷にいると信じていた。 でも、私は実は池袋にいたのだ。
東京は、もう、どうでもいい 二度と行くことの無い町ではなかったから。 だから、調べてみる気になったのだ。 私は、東京のどこにいたかって。
※ほんとはちびっこさんに会って話そうと思っていた その話の一部を書いてしまいました まぁ、この程度の部分なら書いてもいいかなぁって 一部ですので、よろしく ちびっこさん
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