Simple Song
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何気ない顔をして フミの日記のフミさんの日記を
パクらせていただきます。
彼女は、おそらく美しい人なのでしょう。 「迷う」んだよね。 それだけの話だと思う。 甘えたいなら甘えちゃえ。 そして、存分に迷ったらいいです。 迷って、決めたらいいです。
さて。 じゃぁ自分の話をさせていただきましょうかね。
週末を利用して彼が逢いにきました。 今回も1晩しか一緒にいれなかったけど、 彼と一緒にいた時間は、 ドライブしたり、 音楽を聴いたり、 本を読んだり、 コーヒーを飲みながらおしゃべりしたり、 彼が、私が、笑わせあったり 歌を歌ったり、 ご飯を食べに行ったり、 もちろん、 キスをして、 お互いの暖かさを感じたり、 抱きしめる力の強さを 私を一生懸命なでてくれり。 どれもこれも美しい瞬間。
この冬の空気を 私の住む場所に付いて 判ってくれたと思う。
以前の話だ。
彼にまだ会う前の話。
彼はメールで 「ダイアモンドダストを見ることが夢なんです。」 と、言ったので 「北国に住む者にとっての寒さと雪は魔物である」 というお返事をしました。
そしたら、彼はこう言ったのです。
「厳しい環境で生活している人に 簡単に「憧れ」を言ってしまいました。 でも。 絵葉書やテレビの夜景で見れる美しい町の灯かりは、 そこで生活している人が作り出しているんですよね。 それは温かいところに住む者たちの尊敬を 心から生み出しています。 どうか、そこで住まわれる誇りを忘れないでほしいと思います。」
それから半年後。 彼は、私の住むあこがれた世界にきました。 私の『どこに行きたい?』という問いに対して 彼は「美しい景色の見れる場所」といいました。
どこへ連れて行ったらいいのか。 全く思いつきませんでした。
でも、 道端から 車窓から 眺める景色はいつもより美しかった。
それは、それを知らずに その美しさを目撃している人の視点を 知ったからだと思う。
楽しかった。
私の元に、 彼女のような「痕跡」ありません。 でも、心には刻まれました。
私達は、この先、どうなるかは検討がつきません。
だから、彼は 「この次は」とか「今度は」という事については 全く口をつぐんでいました。
でも。 最後にね、
「またね」
って、頭をなでてくれたの。
それで、十分。
ねぇ、貴方。 幸せくれてありがとう。
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