Simple Song
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2003年06月12日(木) 聖地の雨季が来た。

この間、大麻で捕まってしまった作家さんの
本の作中作品に
次のような下りがあります。

花畑で、
口をあけたまま立ち尽くす老人に
旅の少女が

”何をなさっているのですか?”

と、問うて老人が

”大気にも滋養があるのだ。
 だから
 私はこうして口を開けているのだ”

2階の自分の部屋の窓を開け放ったまま
1階の居間で過ごして
不意に廊下に出てみました。

そうするとどうでしょう。
廊下が甘い香りに満ちていました。
その香りの中に居たら
大気にも確かに滋養があるのではないかと
そう思えました。



 きのう、ちびっこさんに
 我が侭を言いました。

 どうしても、そのコトバが聞きたくて
 どうしても、どうしても
 そのコトバが聞きたくて

 今日は引き下がらずに

 「私に何か言う事はないのかい?」

 と聞き続けてしまいました。

 たまに、どうしても聞きたくなるのです。

 どうしても。
 


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