Simple Song
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2004年11月04日(木) 私信。

ずっと、これを書くことをためらっていた。
それと、これをメールするべきだろうか、とも思っていた。

その人は
私よりも年下で、
私よりもずっとしっかりしたお嬢さん。

あるときから、ずっと彼女の「えんぴつ」での日記を読んでいた。

その彼女は二人いる。


 ひとり目の彼女は
 おそらく、自分の気持ちに目をそむけている彼女。
 自分に素直になったら、不倫街道まっしぐらだ。
 不倫をスンナとか言わない。
 ただ、私の年上の友達と同じ道を歩んでいる彼女の心を
 心配している。
 私の友達は言っていた。

  私は、自分自身がいいと思っていたら良いと思っていた。
  でもね、妹に言われたの。お姉ちゃん、無理してるねって。
  その一言でね、無理していたことに気がついたよ。
  大食いして、トイレで、のどに指をつっこんではいている自分に
  気がついて、気がつかないふりをしていたんだよ。
  実はこの間も、その人から電話が着て
  食事をしようって言われたのよ。
  でも食事だけならいいよって言ったら、会わないっていわれたわ。

 どんな人生を歩もうが、それはその人の選択だけど
 彼女は、どうしたんだろう。

 私は、ボキャブラリーのない人間で、
 ぶっきらぼうに無責任に
 心配だ。
 その言葉しか出てこない。
 だから、その人に声をかけれずに今に至る。


 二人目の彼女は
 自分が本当に好きな人ともう一度付き合うことが出来た彼女だ。
 ある日を境に、私は、彼女にかけるべき言葉が
 まったくでなくなった。
 全く、「え・・・」でしかなくなってしまった。

 彼女が日記で、生理がこない。
 そう書いてから、子供ができたのかなぁ。
 と、思っていた。

 彼女が、彼とつきあう事になった前に
 ふたりにはすったもんだがあった。
 一旦、二人が別れている間に彼が付き合っていた別の彼女が妊娠した。
 だから、もう戻れないと彼はそのとき言っていた。
 避妊しなかったのかよ!
 当時の彼女に、彼に対する非難めいたメールを送った私がいた。
 正直、おせっかいで、どもならんメールだったと思う。

 ところが、最近の彼女の悩みの日記で
 彼と会ったときには避妊したりしなかったり
 と、書かれていて。
 ああ、彼は彼女と結婚する気まんまんなんだろうなぁ。
 妊娠したらちゃっちゃと結婚する気なんだろうなぁ。
 なんて思っていたら。
 彼女に彼が、妊娠していたらどうするの?と聞いたら

 「簡単に答えはでない。気持ちだけの問題ではない。」

 「え?」

 それしか出ないよねぇ?

 彼なら、
 せめて「次」にあの過ちを繰り返さないように、
 一番大事だって言っている彼女を傷つけないように
 気を使うもんだろうに、
 それもないんだなぁ。
 
 と思ったら。
 何の言葉を彼女にかけていいものやら、わからなくなった。
 情緒不安定で、おそらく、一生懸命耐えている彼女に。
 なんていう?なんていったらいいんだ?


 私は、ボキャブラリーのない人間で、
 ぶっきらぼうに無責任に
 「心配だ。」
 その言葉しか出てこない。
 だから、その人に声をかけれずに今に至る。


だからココでこんな私信を書いている事に
彼女達は怒るかもしれない。
でも、ここに書いたのは
貴方がた二人だけじゃなくて、
似たケースの彼女達全てにあててみたんですよ。

同じ事はない。
似ている事は、いっぱいある。

私が当事者だった頃は、自殺を考えるほど苦しみました。

私は死にたかった。
でも、死ななかった。
小心者だから死ねなかった。
そのあと、病気で死にそうになったけどね。
そしたら生きたいと思ってしまうのね。

人間って、私って、勝手だよね。

結局、私の場合はその人たちと、今、全く連絡してません。
私を大事にしない、私で遊ぶ人はいらないと、私の場合は思った。
その途端、きれいさっぱり連絡を絶ちました。


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