好きなTV番組が始まった時のダンナさんが おもろい。 ・
二つ折りにした座布団の上にクッションを置いて 自分の陣地をかたち作る。 ・
小高い丘を安定させるとそこにうつぶせに寝て 目が悪いので ぐっとカブリツキになる。 ・
真剣な目になるのは巨人戦と、サッカー。 打たれると、顔色が ほんまに変わる。 ちびまるこのようだ。 ・
目がキラキラしてくるのは「USO」とか「あんびりーばぼー」。 ・ どこぞでアナコンダを探すとか、 杉沢村のお化けを探すとか 私はあまりいただけないので なぜマツゲまでくりんくりんにしているのか さっぱりわからん。 ・ ・
ただ、そんなダンナさんが面白くって ついつい画面の前をわざと横切ったり、 偶然を装って脇腹をつついてみたり ない隙間を探して、無理やり座席に座る 電車の中のおばはんのように 横に割り込み邪魔したりする。
・ 私が「五嶋 龍くん」のバイオリンに釘付けになっていると 興味がない彼はわたしのぶるぶるの二の腕に噛みついている。 ・ いや、こんな夫婦のちちくりあってる描写など 他人さまからみれば噴飯ものとは思うのだが これらの時間の流れの真っ最中にも とても冷静に 感情の移り変わりを観察しているのである。 ・ 諸行無常とは 経験から得た人生の摂理。 こうしているうちにも、いつか心替りをされるのではないか と不安になるの。(自分がするとは思っていない) ・ かつてわたしの友人達が ばたばたと結婚し そしてまたばたばたと離婚したのを見ていて 結婚そのものに魅力を感じられなかった時 現実はそんなに楽しいものではないとインプットされた。 ・ そして 結婚半年になろうかという今 「まだ」めっちゃ楽しい自分がいる。 これがいつまで続くのか。 いや悲観的ではなく、どのように変化していくのか それを冷静に温かく留めたい気がしている。
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