| 2002年05月30日(木) |
言うはやすし、行うは西川きよし。 |
毎週通ってる講座は お題が毎回かわる。 この間は『プレゼンテーションの仕方』だった。
話の組み立て方の段になって 会場に新聞が配られた。
課題は、ランダムに手にとった一枚の新聞から適当に記事を選び 要点を3つ程度にまとめホールパート法でプレゼンする、というもの。 プレゼン時間は1分間。
ケーキまるごと一個ってホールっていうでしょ。 まず全体(ホール)をざっと述べて そのあとパートを説明し 最後にまた全体を言って締める。 なんのこたぁない、朝礼や会議とかで進行役がよくやる形。
「今日の議題は3点です。 まず1点目、○○の件。 次に2点目、△△のこと。 3点目は、××についてです。 以上3点が本日の議題です。
ではまず1点目の○○に関してですが・・・」
というように全体像を先に相手に渡していたほうがイメージしやすい。
課題はそれに加えて、新聞に掲載されている事実を ホールパート法で述べたあと、「ここからは私の所感ですが・・・」 と続けよとあった。
つまり、事実と意見をきちんと分けて 相手に伝えるという練習も含まれる。
それで制限時間1分ということは ごくごくシンプルにまとめろってことか。
私は適当に掴んだ新聞紙にざっと目を配る。 生活文化欄だったので どれも身近な話題であったが まゆ毛染めグッズが売れているという記事を選んだ。
『(挨拶)私は○○新聞の□□欄からの記事より発表します。』 と口火を切る。
『タイトルは「まゆ毛染め」。要約すると3点。
� 屬泙飜咼泪好�ラ」、「まゆ毛マニキュア」なる 眉染コスメ市場の成長について
�▲罅璽供爾量榲�は茶髪・金髪に染めた髪と同色にすること
��その理由は、人に見られた時、眉だけ真っ黒なのは不自然だから という若い女性が多いという調査結果。
以上3点がその記事の内容であった。 そしてここからは私の所感だが、「人に見られる」「不自然」ということに 神経を配る一方、電車内で平気でメイクアップに励む女性も多い現実に矛盾を感じた。 彼女らの「見られると気になる」という対象はごく狭い範囲の同年齢や同姓(異性)だと仮定したら車内のおじさんおばさんは気にならぬ存在となる。 その感性が広がると 朝の通勤電車での化粧風景はますます増えるだろう』
といった内容で発表。 自分の所感は論拠が不明確。 タイムアップを気にするあまり考えがまとまってない。
の割に要点が要約されておらず くどくどと説明くさい。 あげくに時間オーバー。
あと、最初に新聞の日付を言わなかったのでそれは正確性に欠ける と指摘され。うぐぐ。
グループ発表の際も メンバーの苦悩は見える。 まず、新聞記事選びにえらく戸惑っている。 これは内容そのものよりもその内容をどうまとめ どう感想?を言うかってことがポイントなんだけど 入り口でなかなか靴を脱げない。
そして発表に際しては 「私が最初に手に取ったのがスポーツ欄でして、野球や柔道のことは 私はよくわからなくて云々・・・」と話が始まり、結果的に文芸欄の 林真理子のエッセイを選んだというところまでにいきつくまででタイムオーバー。
他の人は 「いろいろ記事を見たんですがピンとくるものが探してもなかったので 私の生い立ちについて話します」という人まででてきた。
シンプルに課題通りに取り組むということができなかったメンバーが びっくりしゃっくり参加者の半数だった。
質問に質問どおり答えられてない人も多かった。(わたしもそうだ)
あと、プレゼン中に両手を自分の前にある椅子の背にかけて 全身もたれかけさせて喋る人。 講師に注意されて直したが、またすぐその姿勢になる。 なぜその姿勢がよくないかというと、不自然な姿勢に聞き手の意識(目線)が いきがちで話の内容が相手に伝わりにくいからだと思う。
これが社会経験を積んでいる50代60代の人たちの一部とはいえ現実の姿。
話を聞いてもらう という意識を持ちながら「相手に聞きやすいように」 伝えるって 難しい。 ついつい「自分が話しやすいように」になってしまう。
来週この件で 社内の管理職相手に私がセミナーをやる。 ひゃぁ。 自己満足にならぬよう 私が話すのでなく「相手を聞く」姿勢でやろう。 何度も何度も反芻。らくだのよう。
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