目口覚書
■目口覚書■
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2003年11月25日(火) 同窓会

めぐっち@神戸来週まででおます。
この3連休の初日は、大学時代の同窓会だった。

学生時代特に仲良しだったグループは、
一昨年、私が結婚で東京に引っ越す前月に大阪で歓送会を開いてくれた。

その時、あんまりにも楽しくて ほならいっぺん人数集めて集まろうやってことで
今回の催しに。大阪駅前HILTONに午後7時集合。
早目に集まったグループは、午後5時から呑み開始。集合時点で酔っ払い。

男11人女4人の 小さな集りながらカラオケをはしごまでして朝4時まで騒ぎました。

実は、同級生達が 少し気にしていたことがあった。
日記にも書いたが、学生時代含め6年付き合った男が参加するということ。

彼は あまりにすげない振り方を私にしたので 仲間内ではちょっと距離をおかれて
いたことがあったのだが、まぁそれも昔のこととて。


そしてすでに2児の父となった元彼というのがきたのだが、
ただの太ったおっさんになっていた。

そして私の中にこれっぽちも彼への執着なんぞないのに
なぜか普通に接していられない自分を感じる。

1次会、2次会でも ほとんど口をきかず、ひたすら他の同級生と楽しむ私。
すこしづつ、他の仲間が距離を縮めさせようとしているのをうっすら感じる。

かんべんしてよーと私。
結局、カラオケで隣りになった時があったのだが、私と彼の間には常に50�僂竜�離。
私はぴたっと壁にくっつき、できるだけ他のメンバーと話す、騒ぐ、はやす、合いの手いれる。


なんだ?なにを意識してんだ?少なくとも すごく抵抗感じているのは なんでだ?
酔っ払いながら自問自答。

元彼も酔っ払ってきたのか、もともと無口なのを振り絞って私の肩をトントンとする。
「元気か?」との質問に、私「うん。元気よ。そっちは?」と笑顔。
「まあまあだ」と答えるや否や as soon as すぐ俯いてカラオケ本に目を落とす。

しばらくしてまた 肩をトントン。
「おふくろさんは 元気か?」 うちの実家にも何度か遊びにきたっけかな。
「うん。おかげさんで 元気にしてるよ。そっちは?お母さんはお元気?」
できるだけ、私はキャッチボールをなげ返そうと、質問をしかえすのだが
相手は「うん」と答えるとまた カラオケ本に目をやる。

それを5回くらい 繰り返しているうちに、
『こいつ、めっちゃコミュニケーション下手やんけ』
と思いはじめてきた。

あとで他のメンバーもいってたが、あいつ変やったなーという感想が漏れていた。
どんどん、うざったさを感じる私。

何回めかのトントンをされる。
「おふくろがさ、めぐっちさん 元気かねーって 今でも言うよ」

そう言われた瞬間。
思いがけず、両目から涙が どおおおおおおおおおっと溢れた。

そして 私はわかった。

別に元彼のお母さんに心配してもらったから泣けたのではない。
同じセリフを、今年の1月頃、数週間前に離婚届けをお出しになった元ダンナさんから
電話で言われたことを思い出したのだ。

どうやら、私は大学時代の元彼に、別れたダンナさんを被せてみていたようだ。

去年の12月 ある日帰ると、ダンナさんの所有物もこたつも洗濯機も歯ブラシも
すべてなくっていて、クリスマスの翌日に「役所に届け、出しに行ったから」と電話で報告を
受けて それでもずっとずっと心に澱になっていて気になっていて 憎んでいた
元ダンナさんへの思いと、家を出るのを手助けした彼の家族に向けていた憎しみ。

それらをいっさいがっさい 元彼に被せていたのだ。

そして次に気がついた。

(今 横にいるオトコに、小指の先ほどもココロは動かない。
私はこんな奴に 大昔泣き苦しんでいたのかと思うと なんだか笑えてしまう。

そして、天と地がひっくり返るほど苦しい去年の秋から冬にかけてのことも
もしかしたら こいつと同じくらい とるに足らないことなのではないか。
元ダンナさんも もしかしたら こいつと同じくらい つまんない奴ではないか)


これは、相手をワルモノにして 自分がすっきりする というようなことではなく、
自分にとっては大事件でも もっとワイドに目をやると しょーもないことかも
しれない という気づきだ。

もう これは 今年の事件の5本には入る気づきかもしれない。
あと4本はなににしよーかなー。

さて、盛会に終わり、来年は泊りがけで淡路で宴会しようということに。
10数人集まった中で、独身は私1人(泣)
やれ携帯メールの文字が見難くて 腕を伸ばして見るだの
下に白い毛がちらほらあるだの、
俺は胸毛が白髪だらけだの、
ポリデントよりポリグリップがいいだの、
朝がやたらと早く目が覚めるだの、
俺は今でもおかあちゃんと週2回はするだの、
介護されるのはいいが 尿漏れはつらいだの

ただのうるさいおっさんとおばはんが朝まで騒いだ一晩。


祭りの終わったあと ふと思ったのだが
私が付き合った男たちって、(たちというほど人数はいないが)
「バランスが悪いんでないの?」と。

それはその人のせいだけでなく、彼のバランスの悪さを
私が容認していたとか むしろ引き出していた とか
そういった癒着したことがあったかもしれないなー と

今回 つくづくバランスの悪い元彼を見て
気づかせてもらった。

最後の最後、新地のカラオケ屋の前で 元彼をハグした。
幼い私への決別、かつての同士への決別。

背後には 同級生たちの小さな歓声が聞こえた。


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