目口覚書
■目口覚書■
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2004年02月28日(土) グランマ モーゼス

昨夜はとても心に残る日だった。

急遽オーダーを頂いた仕事が、クライアントの要求が見えてこない。
着地点イメージが湧かないので、仕事のイメージも膨らまない。

本来は私がクライアントと折衝すべきところが、ここのところの
出張続きですべて営業担当まかせにしてしまっていた。

もう時間がないが、思い切ってクライアントのヘッドにメールを送った。
10分で結構ですので時間を下さい。ご相談があります。 と。
即座に相手から内線電話。

初めて話す相手だが、声から「この人は信用できる」そう直感。
30分後に社に戻るからすまんがそれからでいいか と。
いいですとも。

そこでヘッドの思いを聞いた。
そして彼の悩みや迷いも聞いた。
私は質問した。
(コーチングやっててよかったと痛感した)

ほんの30分ほどの話だが、濃い深い内容だった。
彼の、部下に対する熱い思い。この部署にいることを誇りに思える
仕事をして欲しいという熱意。
それを聞くことができて 私も褌締めなおして仕事に挑む。

21時にたいはお着。
みにむりんのらぶりーまざーお目見え。
前前から「うちのお母さんかわいいんだ」と娘が言ってたが、
ナチュラルで 必死で かわいい方だった。
私が旦那なら結婚したい。あ、してるか。

帰宅する前からどうしたものか 珍しく胃がきりきり痛む。
家で薬を飲む。
また あのいやな左がわの痛みもやってくる。
***********
今日は、朝は電話会議。午後から絵を観に行った。

ゴッホの燃える黄色い花も ゴーギャンの秋色もセザンヌの静物画も
生きよう生きようとしていた。

その中で 女性観客が「かわいいかわいい」と声をあげていた絵。
グランマ・モーゼス

農家のおかみさんとして働きづめで、特別な教育も受けず
絵筆をちゃと取り出したのが75歳を過ぎてから。
その絵は、古きアメリカの農園や山々の色がポップで美しく
人々が活き活きとしている。

稚拙で、遠近法もなにも無視したような絵。
でも皆が立ち止まってしまう絵。

彼女は、45歳までに子供を5人亡くしていた。
自分の子供が死ぬとは どれほど悲しいことだろう。
両親も同じ年に次々亡くし、その後も夫や他の子供も亡くしている。

絵は、ほのぼのとのどかで 楽しく かわいい。
「美の巨人たち」にある モーゼスばぁちゃんは人生から逃げず楽しんだ
というフレーズが残る。

新宿の高層ビルから眺めるどんよりした景色もそれはそれで風情があった。
私は人生を楽しみたいと思う。

***********
鑑賞後、ご一緒した人とまずは軽く食事へ。

16時。まだまだ明るい。
寿司屋のカウンターで、刺し盛とビール。
大人だねぇ としみじみ明る酒(明るいうちから飲む酒)を堪能。

その後、串揚げの店へ。
大将に、「お客さん、関西の人?」と聞かれる。
あれー、関西弁なんてここ数年使ってないのに ばれちったかー?
大将とは同郷と判明。いろいろ会話がはずむ。

同伴者は、コーチング関係のセミナー仲間。
その人がいったフレーズが今日のヒット。
「いろいろ学んで自分は愚痴を言わなくなった。」

その理由は愚痴は悪いものを引き寄せるから言っても悪い事しか起きない、
みたいなことをいってたかなー。言霊ってことかしらん。
***********
今日は、私の左の痛みを 遠隔ヒーリングしてもらっている。
ふわっと温かさを感じたような気がして ふと時計を見たら
約束の23時だった。今、とにもかくにもあの鈍い痛みが無い。
うわ。。。。。。

明日は、大井町で有志で勉強会。
いいお天気だといいな。


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