目口覚書
■目口覚書■
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2004年04月05日(月) さくらさくらさくらふぶきたかねふぶき

土日は五反田でセミナーを受講。
涙が出っ放しでした。
 夜は雨の中、花見。屋内からの夜桜ですが、
皆、おなかぺこぺこだったので、桜、見てません。

優れたカウンセラーになるためには、優れたカウンセリングを
見ることが必要。どんなに知識があっても、スキルがあっても
心がクライアントと寄り添えなければ 失格。
(先生曰く、スキル一辺倒で 相手の話を本当に聞けていない
カウンセラーや、だからだらだらと治療に時間ばかりかけて
投薬で事済ますDrがいかに多いか・・・と。チョンマル?)

オープンカウンセリング(皆の前でカウンセリングを受ける)を
受けました。
私は周りの人たちからたくさん認めてもらいました。
また新しい地図を手に入れ、新しい扉をあけました。


さて、今朝出勤したら席前の同僚から
「目、腫れてます」と言われた。
私はにっこり笑い、腫れていますか?変ですか?とゆっくり聞いた。

相手は「変!」と一言。

私は、ざわつく思いを感じ ゆっくり味わいました。
その時、頭では責めています。
彼女は、社内の赤面症やどもる人達がそうなった時、
どもりを真似したり、「顔 赤いよ」と即座に言います。
大きな声でいうのが、私は苦しいです。
相手のネックを茶化しているような、びっこにびっこだね
って言っているような、責めやバカにしたような響きを感じるから。

そこに智や情や意はあるのだろうか。

まずは、今私はざわついている。そう感じることから始めましょう。

そこで私がその人を責めたら、結局は同じこと。
昨日学んだことを活かそう。
自分は、その人とどんな関係を結びたいのか。
陰でこそこそいわずに、違和感を 淡々と伝えてお互い成長できればいいな。

反対に、
私は反応しすぎているのか?とも思う。
隣の席の女性が、また赤面症に対して指摘された。
悪意はない。

昔、「顔色が悪い人に向って「顔色悪いですね」と真正面から大声で言うことの
なんと下品なことか」といった作家の言葉を聞いた。

見えているのは事実だとしても、あえて口にしない品性。
それを表現することが、相手にとって快か不快かを想像できない
想像力。

そして、言い換えると、私は赤面やどもりを「ネガティブ」だと思っているから
簡単に口に出す その同僚に嫌なものを感じる。
でも同僚は、それをネガティブと思っていないから 口に出すのだ。
ある意味 とても素直。
相手が道にけつまずいた程度としか思っていないから すぐ反応するのだ。

それが とっさに「危ないっ」と小声でいうのではなく
「きゃっはっは、どんくさーい」と茶化す明るさがあるから違和感なのだ。

相手にマイナスなパワーを発している「と私が感じる」から違和感なのだ。

問題は、同僚の表現ではなく、それを嫌だと思っている
私の受け取り方なのだ。

次の機会があるだろう。
彼女がまた誰かの赤面やどもりを茶化したら
私はどう反応するか?
その時の感じを まずはしっかりと味わおう。



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