|
2001年11月13日(火) 物語 出会わなければ良かった？ 辛い思いをしなくて済んだかもしれないね。 もっと近くにいる人を好きになれば良かった？ 寂しくないかもしれないね。 もっと大人になって逢いたかった？ こんな事で、泣かなかったかもね。 寂しかったの。 欲しかったの。 何も要らないから お金も知識も何も要らないから ただ 欲しかった。 沢山欲しかった。 全部 全部 欲しかった。 全部受け止めるから。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 溢れ出した愛は 留まる所を知らず 少女の愛を大きくしました。 流れ出した涙は 辿り着く場所を探して 少女を大人にさせました。 夢を見つけた少年は 只、無心に追いかけて 少女は涙に苦しみました。 夢を見た少女は 憧れを追いつづけて 全てを無にしてしまいました。 コレが私の現在地。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 全てを知った少女は 疑いを隠せない。 全てを隠した少年は 戸惑いを隠せない。 隠れ隠され 人の心は操られる。 少女は心を捨てました。 捨てきれませんでした。 少年は心を捨てました。 欠片が残りました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 幸福と絶望の闇をさまよう少女は 不安定。 多忙と希望の光を目指す少年は 不安定。 少女 少年 二人は離れ 少女は涙。 少年は夢。 確かに其処には足跡。 確かめるように其処には足跡。 あった過去を 残す足跡。 其れは 少女 少年 二人の心に。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 少女は少年を 少年は少女を 御互いを 呼び合い 愛し合い... 触れ合い 溶け合い 沢山の思いを残したまま ココを 離れました。 少女は逢いたいと願い 少年もまた逢いたいと願い 思いを残して 二人は別の道を。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |
♭ #
