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■ お絵描きソロツーリング(超長文)
ひさびさに行ってきました。バイク仲間の連中はほとんど大型かっとびなのでスケッチブック片手に、足柄峠から、丹沢、小田原とぐるりと回ってきました。マイペースでの〜んびりとね。 峠道なんて走るのはずいぶんと久しぶりだ。峠なんて攻めて走ることはないのでトコトコ走っているだけだがなかなか楽しい。バイクのオートマ免許ができるようだが、バイクで何が楽しいかっていうとギアチェンジが楽しいと思うんだよな。バイクのオートマなんて絶対自分では買わないな。スクーターも悪くはないが、楽しくはないもの。それはさておき、クラッチ操作ですでに左手が痛い(笑)普段長距離走ってないからかぁ(笑) さて、峠のところに足柄公園と言うのがあった。バイクを停めて登ってみる。見晴らしがいいだろうと思い、そこからの景色を描こうと思ったら、霧が町並みを見事に隠してなんも見えやしない・・・うーむ、何描こう?せっかく登ったのになぁ。ふと足元を見ると何か黒いものがうごめいている。虫だ。何の虫だかわからないがコガネムシを少し大きくしたようなやつだ。団子虫のようなのを捕食しているぞ。1、2、3・・・5匹いる。1匹は食事中だが残りの4匹は交尾中だ(爆)交尾中をスケッチするのも失礼なので食事中のやつをスケッチした。帰ろうとしたとき老夫婦2組がやってきて、どうやって見つけたのか一輪だけ咲いているユリ(オニユリか?)の前で写真を撮っていた。「ほら、そこに立つと足が写っちゃうよ」「足柄だけに足が写ってこれがほんとの足柄ユリ」などと理解不能なギャグを飛ばしていた。彼らが去るとその前にどっかり座ってスケッチを始めた。「ほ〜、写真を撮る人はいるけど、絵を描く人もいるんだねぇ」おいおい、思いっきり聞こえてますよ。描いちゃ悪いかよ〜 丹沢は初めて行ったんだけど意外といいところだった。秋の紅葉シーズンもなかなかよさそうだ。温泉もあったので入ってみた。土曜なのに他には客が一人しかいない。その人もすぐ湯からあがっちゃったので貸切だ〜。ところで、最近ストレッチをやっているのだ。周りには誰もいない。やるしかないでしょう、全裸ストレッチ(爆)うーむ、不思議な感覚。温泉で十分温まってるので柔らかいはずだが、やはり身体が硬いのぉ。ついでに全裸腕立て伏せもやっておこう(笑) 風呂上りに沢まで降りてみる。バーベキューをやってる人がたくさんいるぞ。家族連れも多い。美味そうじゃのぉ。横目で見ながら絵を描けそうな場所を探す。対岸に渡りたいのだが、転んでずぶぬれになると嫌なので裸足になって水に入る。水が冷たくて気持ちいい。ちょっとぬめぬめするけど(笑)なんとなく座りやすそうな石を見つけたので、そのまま石に腰掛けて上流をスケッチしてみた。足は水の中でぶらぶらひんやり。このシチュエーションは絵を描いているのが中年のおっさんって所を除けば、ミネラルウォーターのCMに使えそうな感じだ(笑)しかし水を描くのが難しい。色がないとなかなか流れてる感じがでないなぁ。せっかくの清流がどうもよどんでしまっているぞ。遠くの山の木々を描くのも難しい。というより面倒くさい(笑)人は描けないので省略(笑) そろそろお腹が空いてきたのでバーベキューの人たちに声をかけて、おこぼれ頂戴作戦をとも考えたが小心者なので丹沢湖まで下りて食事をすることにした。うーん、下りの道はらくちん快適だぜ!スタンディングで全身に風を浴びて走るぜ!やっぱりバイクはいいなぁ。おっと忘れちゃいけない、こないだマスターした一人タンデム全開だ(爆)てな具合に気持ちよく走っていたら、なんと前方で木が倒れてきた!まじですか!数十メートルはあるぞ。バチバチと音をさせながら電線も引きちぎってしまった。柵があったので路面に落ちてきたのは数メートルの枝だけだったけど、すごくびっくりした。車線も反対側だったから良かったけど、怖かった〜。あんなのはじめて見た。 適当な店に入って食事をした後お店の人に何か見るところがあるか聞いてみたら、酒水(しゃすい)の滝というのが近くにあるらしい。酒が流れ落ちてるのか(笑) てなわけで行ってみた。駐車場にバイクを停めたんだけど「竹筒にお金を入れてください。1日300円」と書いてある。俺バイクなんだよな〜。どうせ滝見るだけだから無視しちゃおうかなぁとも思ったのだが、100円だけ入れました・・・ごめんなさい。さて、見に行こうと思ったら電柱に看板を取り付けてるおじさんが話しかけてきた。ものすごい勢いでしゃべる人だ。人がいいのだろう。おじさんの話によると明日お祭りがあるらしい。その準備をしているようだ。お酒も少々入っているようで陽気に話しかけてくる「明日お祭りがあるから明日来ればいいのに」などと言っているんだけど今言われてもなぁ(笑)。去年のお祭りの話をたっぷり聞かされた(爆)この先に旅館もあるから泊まっていけなどとも言ってる。日帰りツーリングのつもりだから宿代もないので「じゃ、おじさんの家に泊めてくれる?」と聞いてみたら「いいぞ」と言ってくれた。本当に泊めてくれそうだったが、さすがにそういうわけにもいかないので、滝を見に行くと告げて、その場を立ち去った。でないと延々と話が続きそうだった(笑) 滝は結構大きくて50メートル以上ありそうだったが、春に落石があったらしく滝つぼのほうまでは立ち入り禁止になっていた。うーむ、残念。でもマイナスイオンはたっぷり浴びられたかな? その後小田原方面へ向かう。以前小田原城を見に行って以来だ。市内に入ると「小田原ちょうちん祭り」の看板が目に付いた。どうも今日明日とお祭りがあるようだ。小田原城のお堀のところにちょうちんがたくさん飾ってある。城内の敷地には出店がたくさん並んでる。 うーん、焼きそば食いたいぞ。ビールも飲みたいぞ。でもバイクなんであきらめよう(ToT) ステージもありイベントが日中からあったようだ。ついたときにはフラダンスショーをやっていた。なかなかいいのぉ。楽器もシンプルな鼓のようなやつで、歌も生歌だ。小田原とフラダンスの関係はよくわからないが、浅草とサンバカーニバルの関係を考えるよりは判る気もしたので納得することにした。祭りのメインはちょうちんパレードコンテストみたいなやつで、数十チームがちょうちん踊りを踊りながら市内を練り歩くらしい。「♪はぁ〜ちょうちんぶらぶら」くらいしか歌詞が聞き取れない。パレードが始まるまでちょうどいい木の幹があったので、そこに腰掛けて焼きそばと鰯のつみれみたいなのを食べた。海に近いせいか風が心地いい・・・・ しまった!寝てしまった(爆)さすがに久々ツーリングだったので疲れたかぁ。ああ、ちとかっこ悪いぞ〜電車でもあんまり寝ないほうなのだけどなぁ。すでにパレードはほとんど終了している(笑)まあ、いいか。 さてと、帰り道に246でビッグスクーター軍団に遭遇。明らかにツーリング帰りじゃなくて地元連中だ。しかしこれがまたすごいカスタム。トラック野郎のバイク版だ(笑)電飾ギラギラ紫のテールランプ。極めつけはGTウイングみたいなのを付けてる・・・あんなのはじめてみたぞ。乗ってる連中も子供みたいなやつとデブチンばかりで遊園地の乗り物のようだった。まあ、それはそれでお似合いです(笑) てなわけで無事帰宅。楽しい一日でした。寒くなる前にもう一度くらいどこか行きたいなぁ。
2004年07月24日(土)
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